草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です
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左図は3.11記念のストーブ。
これが村長と妻の命を救った、と言ったら大袈裟かもしれない。しかし、二年前のあの夜。真っ暗な寒い部屋で一つの湯たんぽに足を4本乗っけて一夜を明かすはずだったところへ来たお向かいの奥さんからの心温まるプレゼントは、まさに救いの神。
えっ!何で湯たんぽのお湯を沸かしたか?
答えは携帯ガスボンベ。でも一本しか在庫が無く、電気が回復するまではコレでカップ麺や湯たんぽ用のお湯を沸かさなければならない。
お向かいさんは建築関係の仕事をしているので現場用の石油ストーブが何台か物置にしまってあったのだそうだ。何年も前のポンコツだそうで、使えそうなのは二台だけ。その貴重な一台を貸してくれた、いや、くれたのだ。
早速ハンドルを回し芯を上昇させて直接マッチで点火。さすがに現場用だけあって、この手のストーブは早く燃焼モードに入る。と思ったら、安全装置が作動してパタンという音とともに火が消えてしまうではないか。何度やってもすぐに消えてしまう。
底をひっくり返して原因が判明する。芯を出すハンドルと安全装置の接点にある爪のような金具が磨耗していて直ぐに外れてしまうのだ。そこで懐中電灯を手にマイ工具部屋、通称ガラクタ部屋へ。目的はヤスリ。三角ヤスリで金具を削り、引っ掛かりを大きくして点火。
約二時間の苦闘の末、やっと夜中の11時ころ年代もののストーブは燃焼を始めた。※もちろんドアを少しあけておくことも忘れませんでした。
このストーブは以降、隣の洋間で待機中であります。