盛り上がりに欠ける参院選も終わりました。政権にも政策にも大きな変化は無いでしょう。争点的にも、改憲の是非、消費税率のアップ、とか書かれておりますが、野党連合の声も小さくて広くは響いてきません。かつて、民主党の野田幹事長が自公政権に大きな声で叫んでおりました。「デフレ下の今、消費税率を上げることは、風邪をひいている患者に冷水を浴びせるようなものだ!」。
そして政権を取り、自民党に<お灸をすえた>。その自民党はお灸のお陰で悪い患部が治癒して長期安定政権に結び付いた。今回某野党の幹部が、「もう一度自公政権にお灸をすえようではありませんか」と、訴えておりましたが具体的な政策・・・国民に広く訴えかける政策・・・が無い状況では、自公の患部を癒す結果に成り兼ねない。
実際、投票場に行って比例区の政党名を見ても、「ここに入れよう」と思った党名はありませんでした。村長は・・・・に清き一票を投じてきました。
それにしても、レガシーメディアのセンスの無い言葉が飛び交っておりますね。「安倍応援団」とか「消費増税」などなど。村長の周りを見回しても、安倍応援団員をみつけることはできません。もしかして、メディア内にのみ生息しているのでしょうか?
「消費増税」って何?税率を上げれば税収が上がるとでも。それが本当なら、タバコ一本当たり百倍の税を掛けると、税収も百倍になるのか?メディアに登場する「安倍応援団」も消費税の本質を言わない。大企業応援税であり、低収入者虐待性、中小企業圧迫税であることを言わない。そして何よりも財務省vs安倍政権という戦いの構図を伝えない。テレビに出てカッコ良く?安倍総理をたたく安倍応援団も、このことにはダンマリである。
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