久しぶりに遊びに来た孫が聞いてきた。「古い時代のこと教えて」。そこで、知っている限りの古い青森の話をしたのだが。。。。。
一番
うけた(ビックリした)話題が、「
青森の夏の風物詩」でした。村長が思うに、ほとんどの津軽を知る高齢者は、「青森市の夏の風物詩の
一番は『ねぶた祭り』、
二番目は『おでん』」、と答えると思います。(←これには、横で聞いていた
妻も驚いておりましたが)
小中学生のとき、夏休みと冬休みのほぼ100%は、母の実家である青森市で過ごしました。
冬の思い出は
『雪』しかないのですが、
夏の楽しみの最大のものが『
海水浴場で食べるおでん』だった。短い津軽の夏はねぶたとおでんで明け暮れたと言っても過言ではない。
合浦公園の海水浴場には屋台?のおでん屋がずらりと並び、仮設のテントに木のテーブルとイス。そこで食べた
おでんの味は今でも舌に残っている。ネタは、
大角天とこんにゃくの二品のみ。味は
ショウガみそ。これらが
竹串に波上に刺され、まるで
鰻の蒲焼よろしくテーブルに運ばれてくる。
もしかしたら、他の
定番の具もあったのかもしれない。しかし、幼い
村長少年の記憶に
ソレはない。誰が何と言おうが、『
おでん』といったら、
大角天とこんにゃく。そして、おでんと言ったら
夏の海水浴場を連想する村長です。
合浦の海水浴場が
消えたのと同時に、
夏=おでん、という
津軽の夏の方程式も消えてしまったのでしょうか?
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