忍者ブログ

雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ピート・シーガー氏逝く

 「伝説のフォークシンガー」なのだそうだ。94歳だったという。
 たしかに「Where Have All The Flowers Gone」を始め、数多くの歌を作り、伝説のグループ「ウィーバーズ」を作り、共産主義者、反戦家としても知られ数々の「伝説」を創ってきた人物だった。村長はコーラスとしてのアメリカンフォークにはまり込みましたが、きっかけはこの「花どこ(Where Have All The Flowers Gone)」だった。もちろん、キングストントリオのものですが。
 この「花どこ」はベトナム戦争時に兵士たちが好んで歌ったこともあり、反戦歌として世に知れ渡った。しかし、村長は反戦歌だとは思っておりません。
 彼が作ったこの歌は、「花ー少女ー兵士ーお墓ー花」という人生の輪廻を歌っている。たしかに、ソ連に共感し共産党に入党し、赤狩りの最中にソ連の作家ショーロホフの「静かなるドン」からコサック兵が歌う民謡をヒントに作ったというから反戦がテーマなのだろう。が、ソ連の戦争は肯定している。また、ソ連と敵対したドイツのヒトラーを倒すためならとフランクリン・ルーズベルト大統領にエールを送るなど、反戦家とは思えない。村長たちは単に、戦争をテーマにしたフォークソングとして歌っておりました。

 ※ここのブログタイトル「雑草の詩」は、当時村長が組んでいたフォークコーラスグループ「ウィーズ(The Weeds)」から命名しております。

 歌詞にある、When Will They Ever Learn? いつになったら学習するのでしょう?が好きです。これの答えは、ボブディランの「風に吹かれて(Blowing In The Wind)」の The Anser, My Friend ,Is Blowing In The Wind . に繋がっているのではないでしょうか? 答えを見い出せずに、核兵器開発に力をいれたり、民の飢えなどおかまいなしに軍拡を続ける国家、グループに聞かせたい詩ですね。
PR

コメント

コメントを書く

お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

[01/02 giants-55]
[06/22 村長]
[06/22 giants-55]
[04/05 giants-55]
[11/22 岩崎 英明]

最新記事

最新TB

プロフィール

HN:
村長
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R