我が家、というより、津軽のほとんどの家では「雪ベラ」、「スノーダンプ」、「剣先スコップやツルハシ」は必需品である。例年だと3月に入ると気温も緩むため、玄関先で固まった氷の層を砕いて溶かすためである。
ところが今年は家の前の通りに氷の層も雪の形すらない。除雪屋さんは商売あがったりだろうが、一般人にとっては助かる少雪である。おかげで今季、
ツルハシの出番はないだろう。
実は過去に(二十年位前だったと思う)一度、この砕氷作業で
ぎっくり腰になったことがある。両ツルを思い切り振りあげて
しぶとい氷めがけて振り下ろした際に「ギクッ」とやらかしてしまった。結構な重作業なのである。コツは、薄い氷から徐々に厚い氷にむかうこと。一気に厚いヤツに挑むと悲惨な目に合う。
昨日は
4月上旬の気候だったそうで、雪投げ場の雪も急速度で溶けだしていた。この暖気で
桜の開花が早まるかと思いきや、予想開花日は例年並みだという。全国的に有名な
弘前城公園の桜も、ほぼ平年並みの
4月22日と予想されている。
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