「遥かなるアラモ」といえば、村長の人生に大きな影響を与えた映画、「アラモ(ジョン・ウェインの)」の主題歌の一つとしても有名である。原題は、「The Green Leaves Of Summer(夏の緑の葉)」というウクライナ民謡だ。
そのウクライナでクーデター?が起きた。現大統領は失踪。ロシアのプーチン大統領は軍事介入も辞さない態度も見せている。当然、NATOはその動きをけん制し、EU寄りの新政権の誕生を支持している。
かつては(今もかも?)ヨーロッパの穀倉地帯と呼ばれ、肥沃な大地が広がることからあの民謡が生まれました。映画「アラモ」の主人公は軍人ではありません。約200人の義勇兵の多くは、農民や猟師でした。Go West の掛け声の下、アメリカの西部を開拓したのも農民たちでした。そこでD.ティオムキンは「夏の緑の葉」という曲を選んだのでしょう。 ♪ Now The Green Leaves Of Summer Are Calling Me Home ♪
という最後の文句は、一度聞いたら一生耳に残る内容と旋律です。
ウクライナ危機を聞くと、この美しい歌詞、旋律を持った「夏の緑の葉」の生まれた背景が想像できます。ほかの地域と同じでこの地でも戦乱が絶えなかったのでしょう。故郷を離れて戦争に出かけた若者が、故郷を、夏の緑の葉を、懐かしんで歌ったのだと思います。