忍者ブログ

雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「デフレは脱却しつつある」って悪魔か!

 日本の消費税制は弱者(国内の中小企業など)に厳しく、強者(輸出大企業など)に優しいことから、「悪魔の税制」と呼ばれる。先月消費税率が3%引き上げられ、村長からすればアベコベに思える「デフレ脱却を消費税率アップさせ、2%の消費者物価指数上昇により達成する」という史上初の挑戦に安倍総理は挑んでいる。
 その消費税率アップの影響か、円安や原発停止などの影響かは分からないが、物価は上がっている。電気・水道・ガソリンの価格上昇の影響は地方に行くほど大きい。
 東日本大震災の時、支援物資を運ぶにもガソリンが手に入らなくて苦労した。やっと業者をみつけて八戸の会社に届けたのを思い出す。その「八戸の会社が廃業した」と青森の取引業者から聞いた。一気に力が抜ける思いだった。一言声を掛けてくれたら・・・と思ったが、そんな余裕もなく辞めちゃたんだろう。
 今日の「アングル」の記事に登場する元日銀理事の 早川英男・富士通総研エグゼクティブ・フェローは、「デフレはすでに脱却しつつあり、もはや需要を刺激すべき局面ではない」と述べたとか。おまえは悪魔か!やはり、というか当初から可笑しいと思っていたのだが、経団連の強い意向が消費税率を上げさせたのだ。間違いない。
 アベコベミクスが出合い頭のホームランを記録するかどうかは、消費者の懐が毎年確実に暖かくなり、可処分所得が毎年着実に増加することである。でも、「物価が2%上昇したからデフレを脱した、だから10%に上げる」なーんてシナリオを消費税を納めていない人たちが決めるのでしょうね。GDPのわずか十数パーセントの企業のために、内需を犠牲にするとはまさに「悪魔の所業」と思えるんですけど。
PR

コメント

コメントを書く

お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

[01/02 giants-55]
[06/22 村長]
[06/22 giants-55]
[04/05 giants-55]
[11/22 岩崎 英明]

最新記事

最新TB

プロフィール

HN:
村長
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R