5-5で迎えた7回裏、情けないサヨナラ負けを喫してしまった。「情けない」とは、肩の弱さから三塁走者をアウトにできなかったから。
場面は一死三塁で三塁走者は足が速い。五番を打っていた彼は、無死で安打で出塁す満るとすかさず
二盗。六番打者の
内野ゴロで三進していた。打席には七番打者。プロ野球だと
満塁策も考える状況だが、
押し出しという可能性が大きい草野球では、(余程のことがない限り)その選択肢は除外して打者と勝負することに。
内野陣は自分の肩を考えての
前進守備。
一塁手(村長)はかなり前で守っていた(悲)。ここで、打球は投手をワンバウンドで越える二塁ゴロ。三走は投手が捕ると思ったのかスタートは切っていなかったが、送球のスキに本塁に向かう構えだ。
村長は大声で
「ホーム!バックホーム!」と叫ぶが、二塁手は三塁を一瞥して一塁に投げてしまった。村長は急いでホームに投げたが、「情けない」山なりの送球となり生還を許してしまったのである。
村長の頭には、たとえ三走が本塁に突入しなくてもバックホームする道を推したのだ。打順が八番、九番なのを考え、
「一死一三塁になってもよい」と判断したからだ。もちろん、結果がどうなったかは分からないが、
肩の衰えという「情けなさ」に愕然とした試合でした。
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