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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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紅白歌合戦の思い出

山梨県との境に近い小さな村で過ごした幼少期。居間にあった馬鹿でかい箱型のラジオの記憶はあるが、何を聴いていたのかは全く覚えていない。多分、大晦日に家族十数人がそれに向かって耳を傾けていたのだろう。
 NHKの紅白歌合戦で思い出すのは、やはりD.ダックス、B.ジャックス、D.エイセスだろう。村長的にはこの3組が「御三家」だった。以下、スリー・グレイシス、スリー・バブルスなどの女性コーラスグループ。これらが出なくなったと同時に見ることも聞くこともなくなった。
 テレビで見るようになった中2からの紅白で、一番受けたのはアントニオ古賀のギターに乗せて森繁 久彌が歌った「紀伊国屋文左衛門」だろう。フラメンコ・カポーレなる、スペインの芸能と日本古来のかっぽれとのコラボは圧巻でした。村長は森繁氏こそシンガーソングライターの草分けと認識しております。
 さて、今日作詞家の岡本おさみ氏の死去を知り、作曲吉田拓郎と歌手森進一の顔が浮かびました。この三人での大ヒット曲、「襟裳岬」のメロディーが聞こえてきたのです。おりしも、今年限りで氏は紅白に区切りをつけると聞いております。最後の紅白となる森進一を大トリで送ってあげる演出をNHKがとるのなら大喝采ですが、どうもそうではないみたいですね。
 まあ、見ないからどうでもいいのですが、せめて歌合戦の大トリは歌手にしてほしいものですね。
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無罪判決は出たが・・・

産経新聞の加藤前ソウル支局長の裁判は、無罪という一審の判決がでました。国際世論、日本の右左からの批判や韓国外務省の圧力?などを考慮しての判決でしょう。
 まあ、当然の判決だとは思いますが、加藤氏からの一言が無かったのが残念です。いくら韓国の他紙の引用とはいえ、記事内容を独自に検証することなく載せたのは一流紙のすることではない。昔あった日本のA新聞の中国取材と同じレベルだ。一応ジャーナリストを名乗るのなら、独自取材をして独自の記事を書くべきだろう。
 今回の件は大統領へのひぼうとまでは言えないと思うが、他紙の記事を鵜呑みにしたことへの反省を忘れないでほしい。産経であろうがA新聞であろうが「ウソ」「捏造」を書く自由は無い、と思う村長です。

非軽減な軽減税率

与党内で激論! とか 軽減税率の財源で対立! とか 加工食品と生鮮食品の線引き!
なんて見出しが毎日のように見受けられております。アベコベミクスは失敗=デフレ脱却ならず、なのに2年後の消費税率アップ前提で議論してます。来年の参議院議員選挙の都合だけで議論しているだけとしか映らないのは気のせいかな?
 税収を上げたいらしいのですが、馬鹿の一つ覚えに 税率アップ! 社会保障の財源確保!
 
税率を下げて、あるいは、日本の消費税を一旦廃止、なんて考えは無いのでしょうね。
 と、批判は誰でもできる。そこで二つの案をお教えしましょう。一つは、輸出業者の問題。輸出業者を免税業者にすればいいのです。つまり「日本式消費税」という制度を改め、「付加価値税(VAT)」にすれば、年間数兆円が増収になります。何回も言うように国内の最終購買者が付加価値税の総額を負担するのが原則なのに、輸出業者=国内の採集購買者の仕入れにかかる消費税を還付しているのは可笑しいのです。
 もう一つは、納税者=付加価値を生む人、を増やすのです。人口は減少し付加価値を生まない高齢退職者は増え続けているのにどうするのか?簡単です。納税していない人を納税する人に変えればいいのです。納税しない人=公務員など、を減らし、納税する企業=付加価値税を納める人、に就職させればいいのです。
 そして、これも何回も書きましたが、まずは隗より始めよ!

人民元、世界第三位に!でも?

 IMF(世界通貨基金)が人民元をSDR(特別引き出し権)に採用した。これにより人民元はドル、ユーロに次ぐ世界第三位の通貨となった。円は4位、ポンドが5位。
 GDPでも世界第二位だし、国連の常任理事国なんだから「先進国」として分担金も増やそう。日本からのODAも断ろう。そして、COP21で発展途上国ぶるのも止めよう。掘り出されるのは非日本製ばかりの遺棄化学兵器処理事業も自前でやろう。
 そんな中、中国の民間団体が行う植林、緑化事業に100億円をポンと出した気前のいい国がある。中国の緑化といえば、枯れた土地にミドリのペンキを噴霧したのを思い出すが、金をどぶに捨てるようなものだ。北京の大気汚染には、その何倍もの予算が必要だし。
 ていうか、中国が日本の辿った道(今も続行中かもしれませんが)を辿るには天文学的な予算と時間がかかるだろう。「日本の環境技術が欲しい」となぜハッキリと言わないんだろう?

今年の一文字、青森編

いよいよ今年も最後の月に入りました。師走などといわれますが、先生で無くともなんとなく気ぜわしく感じるのが12月なのでしょう。
 恒例の「今年の一文字」の青森版を考えてみました。先ず浮かんだのが「曳」。弘前城の石垣の補強工事に伴い、天守閣の移動(曳屋)が始まりました。弘前市は「曳屋ウィーク」というイベントを企画。公募で選ばれた市民などに、天主曳屋体験をさせるなど大きなニュースになった。
 また、青森の新ブランド米「青天の霹靂」がデビュー。村長も口にしましたが、あまり味にはこだわらない舌なので、その美味しさは分かりませんでした(悲)。そこで一文字?「米」とか「霹」。でも、なんかシックリこない。
 しかし、なんといっても衝撃だったのは、黒石の連続不審火の容疑者。放火の疑いで田舎館村の男が逮捕されたのですが、なんと消防団員だったのです。ハリウッド映画のバックドラフトを思い出してしまいましたが、警察官の犯罪、メディアの虚偽報道などとともに、あってはならない事です。今回の逮捕は人気も火の気もない解体中の倉庫への放火容疑であるが、この付近では十数件の不審火が起きている。もしそれらにも関与しているのなら、キッチリと白状してほしい。
 火事といえば、八戸の蕪嶋神社の火事もありました。拝殿にあった貴重な絵画や詩も焼失したそうですが、仮の拝殿と社務所も設けられ再建に向けて動き出したみたいです。

 そこで、あまり未来志向な文字ではありませんが、「火」

を(個人的に)青森版今年の一文字とします。

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