何年振りかで、八甲田連峰をドライブ。ほんの数時間ではあったが、澄んだ空気と緑に囲まれ帰りに食べた「雲谷ソバ」に懐かしさを感じた。帰路、田代平経由で市内に向かう。
すると山の斜面に
メガソーラーと言われる太陽光発電所が広がっていた。何年か前に聞いてはいたが実際に見るのは初めてだ。また、新城地区にも森林を切り開いて太陽光発電所の建設計画があるという。「CO2が出ない」、「自然エネルギーだから永久的」、「総量買取だから直ぐに元が取れる」などの謳い文句で
脱原発の代替発電の切り札的方式となっている。そりゃそうだ、風力は巨大な風車を設置できるスペースがないし、風の音で安眠妨害の声も聴く。地熱も面倒くさそうだ。となるとやはり太陽光が手っ取り早い。
ネットで検索すると、全国でも盛んに太陽光発電所が建設されている。と同時に、
環境破壊、
景観毀損、などの問題点も指摘されている。そして聞く「
CO2を出さない発電」の文言。でもね、森林は二酸化炭素を吸収して酸素を発生させているわけで。さらに発電パネルの生産工場建設、生産工程では大量の電気を必要とする。太陽光発電で得た電力はすべて発電所とパネル生産のために、なーんて可能性も。
もちろん、景観に配慮し森林法や建築基準法、環境の法律をクリアしているとは思いますが、近年は
外国の業者による申請が増えているという。更なる
規制強化も時には必要なのでは?プラス、
買取制度(再生可能エネルギー固定価格買取制度:FIT)は
廃止ということで(本当に太陽光発電がベストという人は、そんな制度なくてもやる)。
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