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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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レバ刺しとフォアグラ

 2004年に当時加州知事だったアーノルド・シュワルツネッガー氏が、動物愛護団体からの抗議を受け法案を通した「フォアグラ禁止法」7月1日から施行された。州法としては全米初だという。
 これを見越して6月末にかけて、加州のレストランでは駆け込み提供が多発し、サンフランシスコやロサンゼルスでも一般客が購入に列をなしたとか。
 
 一方、同じ1日に我が国では飲食店での牛生レバーの提供を禁止する、いわゆる「レバ刺し禁止令」が発動。違反すると2年以下の懲役又は200万円以下の罰金という罰則が課せられる。もちろん、中毒による死者が相次いだ為だ。
 駆け込み需要があったのかは定かでないが(多分各地であったと思う)、国民的アイドルが「最後のレバ刺し」を堪能したり、メニューを「レバー」にしてコンロと一緒に提供する抜け道業者も現れたという。生で食べるのは自己責任で、というわけだ。

 村長は生食派?では無いので、どうでもいい話なのだが、少し前にあった「こんにゃくゼリーを喉につまらせた幼児」の問題と同様、ちょっと違うんじゃあ??と思わずにはいられない。
 過剰反応とまでは言わないが、レバ刺しを食べる自由、フォアグラを食べる自由はどうする。東京新聞に興味深い記事があった。昨年の食中毒の発生の割合はレバ刺しよりも生卵の方が多いそうである。米国では原則禁止されている生卵の提供が日本に及ばないことを望む。村長は「すき焼き」に生卵がつかないなんて店には行きたくはないし、かけ卵ごはんも大好きだ。
 2,3年前、例の「毒入りギョーザ事件」直後のネット・アンケートで、8%の人が「安ければ中国製のギョーザを買う」と答えていたのを思い出す。この8%の人にとっては、安全<値段 であり、レバ刺しを食する人は、 安全<美味 となる。禁止!禁止!ばかりだと呼吸もできなくなる。なんとも息苦しい日本になったものだ。
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