DeNAと一勝一敗の五分に持ち込んだ試合の翌日のスポーツ紙に面白い表現を発見した。坂本の打率が0.714、それ以外の選手の打率が0.148。そこで読売巨人軍をもじって「坂本個人軍」なのだそうだ。ははは、確かに二試合で本塁打2本、チームの5得点のうち4点が彼。ただ打点は本塁打の2点だけ。坂本ファンは歓喜しているであろうが、チームにとっては危機的状況だ。
そして、坂本が抑えられた
第三戦はDeNAに敗れ今シーズンが終わった。村長的には(以前に書いたように)
不祥事からのスタートであるから、できれば
二位か三位がベストだと思っていた。新人監督としてもまずまずの成績ではなかったろうか?リーグ初の
遊撃手の首位打者も輩出したことだし。
さて、来季へ向けて
高橋監督をはじめ
コーチ陣も頭の痛いことは、
若手が伸びていないことだろう。二軍では打っても本番ではダメ。たまに
橋本とか立岡が好調でも長続きしない。大田や中井もイマイチだ。それ以上に悩みの種が
助っ人だろう。CSでも全く助っ人になっていない=ギャレット。それでも打率0.000の人よりはマシ、という寂しい
助っ人たちであった。
そしてなんといっても最大の懸念が
キャッチャーだろう。12球団で唯一規定打席に達した、という評価?はあるが、小林捕手の取柄は
肩だけ。キャッチング、バッティングはまだまだだ。来年もまた
育てる年になるのだろうか?
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若手は伸び悩んだし、ミスは多いしで、反省材料の多い今季でした。小林選手に関しても、自ブログで何度か取り上げた様に、余りにも物足りない。
そして何よりも、高橋監督自身が変わらないと駄目。どっしりと腰を据えての采配・・・と言ったら聞こえは良いけれど、最初から最後迄ずっと動きが遅かった。TPOに応じ、動く時は早めに動かないと駄目。ミスを繰り返す選手を二軍に落とす等の厳しさも見えなかったし、又、唯一と言って良い程頼れる存在の坂本選手を、CSでは1番に起用したのも理解不能。「恐ろしいバッターの筒香選手が4番に控えているから、相手投手は3番のロペス選手と勝負に出なくてはならず、其の結果としてロペス選手も(真っ向勝負に来て貰えた事で)好成績を残せた。」というベイスターズとは、対照的な采配だった。
来季、高橋監督自身が変われなければ、ハッキリ言って堀内元監督の二の舞を踏む事になると思います。
2軍では結果を残せても、1軍では全く駄目駄目な状態が〝続いている”大田選手や江柄子投手等、今オフは思い切って〝整理”して欲しい。そういった大胆な〝血の入れ替え”をしないと、来季のジャイアンツには全く期待出来ないから。