草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です
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数日前、家の前に一台のミニパトが停車した。ふっくらとした小柄な警官が玄関を開けて入ってくる。「何事か!」と村長は飛び出した。
すると警官は分厚い台帳のようなものを広げ、「家族構成にお変わりありませんか?」。その台帳を覗いてビックリ。3年前に亡くなった父はおろか8年前に他界した母も記載されているではないか。
訪問の目的は台帳の確認ではなく、最近多発している「山菜採り」の遭難事故の啓蒙だとか。老人の死亡事故が2件2人、行方不明者が2人と昨年の同時期を上回っているそうである。
今の時期は「タケノコ採り」のシーズンで、我が家でもご近所の人からおすそ分けも何度かあったが、村長夫婦は自分から採りに行くタイプではない。「どうか、服装に注意し、単独行動は避け、携帯電話などを所持して山に入って下さい」という警官に、「分かりました。でも、うちは大丈夫ですから」。
若い警官だったので、父のことは知らないと思ったが、一応聞いてみた。「山歩きや蝶々採集、山菜採りも好きだった父を心配して訪問したのですか?」。すると、「いいえ、台帳を見て老人のいる家庭を順次訪問しているだけです。」
彼が帰ってから、ふと思った。我々夫婦もすでに老人の領域に入り込んでいる、と。ちょっぴり寂しい感じがした村長でした。PR
一ヶ月前、田代平で起きた怪奇現象(無人の別荘からの119番通報)は「風のいたずら」と判明。天文学的確立の偶然から発生した事故だった。
専門家(何の?)によると、昔のダイヤル式電話はONとOFFの時間の長さを送ることで電話が通じる。別荘の屋外の電話線が破損しており、風がそれを揺さぶった結果、偶然にも1-1-9という信号を送ってしまったとのこと。
原因が分かってしまえば「なーんだ」となるが、通報を受け「無言なのは、電話をした人に何かあったのでは?」と署員が現場に急行したのは立派と言えます。
父の日の昨日はサッカーW杯、午後はプロ野球交流戦に友人の訪問が重なり、忙しい一日でした。サッカーの一次リーグ初戦のコートジボワール戦は残念でしたね。真ん中の30分くらいしか見てませんが、前半は日本、後半は相手がペースを握っていたようです。日本の「後半強い」というイメージが崩れた一戦でした。次、頑張ってください。
さて、友人と観戦した巨人vs楽天ですが、まずは一言。テレビ局はいい加減にしろ!プンプン。一点を追う9回表に突入しようとした4時ちょっと前、「この試合の結果は○○時からの××で・・・」だとー
まあ、8回まで楽天新エース則本投手の前に、わずか1安打。昨年、先月と完璧に負けているので「今日もダメか?」と思っていたので(友人も)放送終了に八つ当たりしながらPCのフラッシュ画面を見つめる。「おっ!唯一の安打を打っている長野が右前打で出た」と二人。友人がつぶやく。「ここは、ピンチバンターだろうな」、村長も「ここは藤村か矢野かな」と。
しかし、原監督が打席に送ったのは高橋吉伸。二人とも「えっ!」。さらに原さんは意表をつくランエンドヒットを仕掛ける。これが見事に決まって高橋の右前打で無死一三塁のチャンスだ。
そして、数日前から振りが良くなっている坂本が打席に。0-2と追い込まれるが粘って6球目を迎える。次に表示されたPC画面は理解に苦しむ内容だった。点数は2-1になり、アウトカウントは一つ、走者はいなくなっている。友人と一緒に推理するが良く分からない。とにかく逆転したらしい。さらに片岡、村田で一点を加え3-1に。結果的にこの一点追加が大きかった。楽天の9回裏、本塁打による一点も辛うじて一点差で逃げ切った。
坂本選手の一打をイニング詳報や日テレのスポーツニュースで確認すると、坂本の打球は前進守備の二遊間を抜ける安打。三走長野に続き二走鈴木も本塁を狙う。打球を処理した中堅手からバックホーム。打者走者は二塁に向かう。本塁送球をカットした内野手は間に合わない本塁を諦め、坂本を一二塁間で挟殺。ということでした。
これで、6連勝。気がつけば9連敗の広島を4.5ゲーム引き離してセリーグ首位。交流戦でも単独首位に躍り出た。ちなみに、友人はアンチ巨人の広島ファンです(笑)。
今建設中の北海道新幹線の新駅名二つが発表された。北海道には「新函館北斗」、青森は「奥津軽いまべつ」。
北海道の駅名は「函館にできるんだ」と、あまり北海道を知らない人でもわかる。しかし、「奥津軽」?ってどこ? 青森県は大きく分けて、津軽、むつ、南部が主流で、津軽地方はさらに「東青(とうせい)」「北五(きたご)」「西(にし)」「中南(ちゅうなん)」などと呼ばれている。地元の人なら「奥津軽」は津軽半島の北の方なんだろうな、と理解できるが普段聞かない表現だ。
また、「いまべつ」がなんで平仮名?「今別」じゃあダメなのかな? まあ、新幹線が延びて地域の活性化に繋がれば大成功なのだが。奥津軽には他県の人を引き寄せる魅力はあまり無いのでは? 階段がある国道、津軽海峡冬景色の歌が流れる竜飛岬、青函トンネル、くらいかな? 同じ津軽海峡で獲れるのに「大間のマグロ」はブランド品、他方「竜飛のマグロ」は・・・
単なる通過駅ではなく、客を呼べる駅になることを望む村長です。
5-5で迎えた7回裏、情けないサヨナラ負けを喫してしまった。「情けない」とは、肩の弱さから三塁走者をアウトにできなかったから。
場面は一死三塁で三塁走者は足が速い。五番を打っていた彼は、無死で安打で出塁す満るとすかさず二盗。六番打者の内野ゴロで三進していた。打席には七番打者。プロ野球だと満塁策も考える状況だが、押し出しという可能性が大きい草野球では、(余程のことがない限り)その選択肢は除外して打者と勝負することに。
内野陣は自分の肩を考えての前進守備。一塁手(村長)はかなり前で守っていた(悲)。ここで、打球は投手をワンバウンドで越える二塁ゴロ。三走は投手が捕ると思ったのかスタートは切っていなかったが、送球のスキに本塁に向かう構えだ。
村長は大声で「ホーム!バックホーム!」と叫ぶが、二塁手は三塁を一瞥して一塁に投げてしまった。村長は急いでホームに投げたが、「情けない」山なりの送球となり生還を許してしまったのである。
村長の頭には、たとえ三走が本塁に突入しなくてもバックホームする道を推したのだ。打順が八番、九番なのを考え、「一死一三塁になってもよい」と判断したからだ。もちろん、結果がどうなったかは分からないが、肩の衰えという「情けなさ」に愕然とした試合でした。