草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です
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夜中の三時ころ、何か異変を感じて寝室の蛍光灯を見上げると左右に大きく振れているではないか。「「えっ!地震」と、急いで妻を起こす。「地震だ!地震」。妻は落ち着いて、「ちょっとの間揺れていたけど、収まったみたいよ」。あの3.11から7年。災害は忘れた頃にやってくる、とは言うけれど、まだ忘れた人はいないんじゃあないでしょうか?
急いでTVを点けて情報を得る。どうやら苫小牧の方が震源らしい。震度6強、6弱、そして青森は震度4とのこと。妻「津波は?」と聞いてくるので、「津波の心配はないみたい」と返してまたTV画面に見入る。この時点ではまだ被害状況は伝わってこない。一時間ほど経った朝の4時半。早起きの妻は「私は起きるから、寝れば」。
一旦は床に潜り込んだもののやっぱり被害状況が気になり、5時に起きてしまった村長です。その後のニュースでは厚真町では震度7を記録し、大規模な土砂崩れが発生。安平町などでは液状化現象が見られるなど被害の大きさが報じられております。
現地の人の話にもあるように、北海道でこのような震災は聞いたことがなく、対策の遅れも指摘されております。停電に断水も徐々に回復していくことでしょう。ただ、残念なのは、携帯電話や給水に関して誤情報がSNS上で飛び交ったとか。関東大震災時のデマ問題は一世紀近くたっても一向に進歩していない、とうことだろうか?PR
秋田県の金足農業高校は大阪桐蔭の圧倒的なパワーの前に決勝で散ってしまいました。勉強不足の村長は、突然現れた北国のエース(かつて青森三沢高校の太田幸司投手は甲子園での活躍が全国的ブームとなり、このタイトルのドーナツ盤が発売された)の熱投にはびっくりしました。もちろん彼を応援しておりました。バックネット裏でスピードガンを片手に目を凝らしたプロ野球のスカウト達は「早く負けろ」と念じていたことでしょう。なんたって一試合140~150球を一人で投げぬいていましたから。今年の猛暑も相まって「肩を壊すなよー」との思いだったと推測しました。
また、金足農の試合は神がかっていました。強豪横浜戦では「高校初だった」という高橋選手の逆転スリーラン。チームメートから「初球を思い切り振れ!ボールでもいいから」と助言を受けての初球バックスクリーンへの一打だった。そして、まだ記憶に新しい近江戦での9回裏無死満塁からの逆転サヨナラ2ランスクイズ。三塁を回ってもスピードを落とさない走者を必死で制止する三塁コーチを無視して突っ込む二走菊池選手。無謀ともいえるプレーが逆に相手の意表をついたのでしょうね。
そして、なんといってもエースの吉田輝星(こうせい)投手。マックスは150キロ。真上にホップするストレートというスポーツ記者の評判。加えて全力で歌う校歌の姿勢と甘いマスク。いわゆる銭の取れる選手といえるでしょう。なによりも、行きたい球団を訊かれ、「巨人」と即答したのはジャイキチの村長としては100点満点のインタビューでした。高校選抜にも選ばれたそうです。順調に伸びてほしいものです。そして、巨人に入って大活躍してくれればサイコーでーす。
フェイクニュースに明け暮れた国会に衝撃が走った。東京医大の裏口入学事件で、ついに肩書に「被告」の付く者が出た。収賄側の文科省前局長の佐野太被告と仲介役のコンサルタント会社元役員の谷口浩司被告だ。また賄賂を贈った東京医大の臼井正彦前理事長と鈴木衛前学長は在宅起訴された。
裏口入学問題に仲介役=ブローカーがいた、というのは衝撃ですね。となれば、口利き役もいたのでは?と思うのが筋。いました。まず上がったのは、ご子息が東京医大に合格している某議員(
日刊ゲンダイ)。しかし彼は速攻でこの疑惑を否定。推薦特別枠なので、疑惑の一次試験加点事件とは関係ないと。続報も無いことから彼の言い分は正しいと見られる。
が、その後多くのメディアにとある人物の名前が載っている。立憲民主党の
衆議院議員Y氏だ。勿論というか当然、献金という形で便宜を図ってもらったとされている。さらに驚いたのは、前出の谷口被告の妻なる人物のブログでは佐野被告、谷口被告、臼井氏の交友関係を写真付きで暴いているそうです。
こりゃあアウトだ。財務事務次官や文科事務次官のセクハラ、淫行より酷い
恥ずかしい写真ですね。国民が納得する説明、身の振り方が求められます。同時に立民党としての自浄作用も問われている。
またまた野球の話題になってしまいましたが、テレビを見ていて書かずにはいられない光景を目にしたのです。なんとも言えない「縁(えにし)」を感じた人も多かったのではないでしょうか。
今年の全国高校野球選手権は記念の100回、ということで毎日甲子園のレジェンドたちの始球式が執り行われるとのニュースを目にしたのが約一か月前。
開幕日の5日は石川星稜の松井秀喜氏、6日は箕島の石井穀氏、以下鹿児島実の定岡正二氏、浪商の牛島和彦氏、岡山東平松政次氏、江の川谷繁元信氏、池田水野雄仁氏、駒大苫小牧本間篤史氏、東邦坂本佳一氏、高知商中西清起氏、沖縄安仁屋宗八氏、徳島商板東英二氏、報徳学園金村義明氏、高松一中西太氏。そして準決勝第一試合にはPL学園桑田真澄氏、第二試合は東北佐々木主浩氏。大トリの決勝戦は二人、松山商井上明氏と三沢太田幸司氏が予定されている。
そして8月2日の組み合わせ抽選である対戦が決まった。開幕試合の籤を引いたのは石川星稜と大分藤蔭だったのです。第一試合が星稜vs箕島なーんてサプライズは実現できませんでしたが、松井氏の投ずる記念球を受けるのは、やはり籤で後攻を選んだ石川星稜の捕手に決まったのです。
大先輩の球を受けた星稜の捕手、マウンド上で松井氏からエールをもらった星稜のエース奥川投手。どんな想いで松井氏と握手したのでしょう?その星稜、石川県予選を無失点で戦い、決勝戦も22-0と他校を圧倒したそうです。甲子園では一点を失いましたが、4回を終えて大分藤蔭高校を1-6とリードしております。春夏連覇を狙う大阪桐蔭、夏連覇のかかる花咲徳栄、強豪の横浜、智辯和歌山などに交じって石川星稜も侮れない存在であろう。
ヘッドスライディング、いわゆる「ヘッスラ」といえば、あの長嶋監督をして「国民的行事」と言わしめた10.8決戦を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?同率で並んだ中日と巨人の最終試合で決着するという、首位決戦の大舞台での彼のプレーです。
そう、中日の立浪選手の一塁へのヘッスラ(内野安打)からの左肩脱臼、負傷退場の場面です。巨人の一塁手落合選手の股関節脱臼とともに、死闘といってもいい好試合でした。
先日、ここ20試合くらいではチーム一調子のいい巨人の吉川尚輝選手。怪我の坂本選手を補う守備と走塁、打撃で打線を引っ張っておりました。先日、一塁へのヘッスラ(内野安打)で左手を骨折。故障者リスト入りとなってしまいました。
では、ヘッスラはアリかナシか。否定派の多くは「一塁は駆け抜けたほうが速いのに」と言います。しかし、ヘッスラの方が速いのは紛れもない事実。実際、一塁と同じ条件の本塁でのクロスプレー(塁にタッチして駆け抜ける)では、コーチ(次打者等)は100%スライディングを指示しますし、走者の多くは頭から滑り込みます。もしも駆け抜けようとしてタッチアウトにでもなったら上から指導やスライディング練習が待っているでしょう。そう、村長は肯定派です。ただし、草野球では禁止してますが・・・
以前までは、「駆け抜けた方が速い」が常識?でした。でも、知っている人は知っていたのです。当たり前?職業野球では「ヘッスラの方が速い」は常識でした(と思う)。否定派の最大の理由は怪我ではないでしょうか?たしかに手首や指の骨折、肩の脱臼に加え、野手からの不慮の踏み付けやニードロップ、ボディアタックがあります。いくら打撃用グローブをしていても避けられない事故は付き物です。しかし、駆け抜けた場合でも事故率はゼロではないのです。野手との衝突の危険性、送球が直撃する割合は逆に増えるでしょう。
ヘッスラの最大のメリットは、なんといってもチームを鼓舞するプレーになるからです。これは、ショーとしてのプロ野球では欠くことのできないプレーと言えます。過度のアピールプレー(ガッツポーズや遠吠えなど)よりも正当なアピールになるのです。
吉川選手には厳しい言い方になるかもしれませんが、正しいヘッスラをもっと練習して欲しいものです。ついでに彼の今季のあるプレーに苦言を一つ。一か月ほど前の試合で、無死か一死走者が一塁という場面で、第三ストライク目を空振り、相手捕手が弾いたのを見て一塁に走り出そうとしたシーンをみちゃいましたよ。まだまだ勉強することが一杯ありますね。そして土井選手や川合選手のような通受けする、いやらしい選手になってもらいたい。