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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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令和の怪物

 「令和の怪物」なるネーミングを持つ高校生投手、またしても岩手が生んだ怪物が現れました。MLBで活躍している、エンゼルスの大谷選手、マリナーズの菊池投手に続き、大船渡高校の佐々木朗希投手である。その球速は163km/h とも言われています(測定の誤作動との報道も)。しかし、157km/hという公式発表や158~160の計測もあり、今のところ157という数字が最速らしい。まあ、140キロを超えるフォーク、スライダー、チェンジアップは高校生では手も足も出ないでしょうね。
 先日行われた高校野球岩手県大会の決勝戦がざわざわと話題になっております。その多くの批判の矛先は、佐々木投手の肩の故障を回避するために負けを承知で登板させなかった国保監督へのものです。しかし、現時点での過密日程のもとでの判断に異を唱えるのは早計でしょう。何よりも選手の状態を熟知し、最終判断を下す立場にあるのは、監督しかおりませんから。
 登板回避にチームメイトも納得したそうです。また、漏れ聞くところによると、中学生時代に佐々木投手のもとに大阪の強豪校から勧誘があったそうです。もし、彼が甲子園出場を第一目標としていたのなら、そちらを選んでいたでしょう。だから、チームメイトも彼のお陰で準優勝できたし、仲間として彼の将来のために夢をあきらめたのでしょう。それはそれで、教育としての高校野球の一つの景色だと思います。
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消費増税?

 盛り上がりに欠ける参院選も終わりました。政権にも政策にも大きな変化は無いでしょう。争点的にも、改憲の是非、消費税率のアップ、とか書かれておりますが、野党連合の声も小さくて広くは響いてきません。かつて、民主党の野田幹事長が自公政権に大きな声で叫んでおりました。「デフレ下の今、消費税率を上げることは、風邪をひいている患者に冷水を浴びせるようなものだ!」。
 そして政権を取り、自民党に<お灸をすえた>。その自民党はお灸のお陰で悪い患部が治癒して長期安定政権に結び付いた。今回某野党の幹部が、「もう一度自公政権にお灸をすえようではありませんか」と、訴えておりましたが具体的な政策・・・国民に広く訴えかける政策・・・が無い状況では、自公の患部を癒す結果に成り兼ねない。
 実際、投票場に行って比例区の政党名を見ても、「ここに入れよう」と思った党名はありませんでした。村長は・・・・に清き一票を投じてきました。
 それにしても、レガシーメディアのセンスの無い言葉が飛び交っておりますね。「安倍応援団」とか「消費増税」などなど。村長の周りを見回しても、安倍応援団員をみつけることはできません。もしかして、メディア内にのみ生息しているのでしょうか?
 「消費増税」って何?税率を上げれば税収が上がるとでも。それが本当なら、タバコ一本当たり百倍の税を掛けると、税収も百倍になるのか?メディアに登場する「安倍応援団」も消費税の本質を言わない。大企業応援税であり、低収入者虐待性、中小企業圧迫税であることを言わない。そして何よりも財務省vs安倍政権という戦いの構図を伝えない。テレビに出てカッコ良く?安倍総理をたたく安倍応援団も、このことにはダンマリである。

草野球でも

草野球を引退してから久しぶりに懐かしの球場へ足を運んだ。十数分の観戦だったが、貴重な場面を目にすることができた。何回の攻撃かはわからないが、村長の元所属チームのビッグチャンス。一死満塁の好機を迎えた。
 ここで、次打者は本塁と投手板の中間に飛球を打ち上げてしまう。当然球審は右手を挙げ、「インフィールドフライ・・」のコールとジェスチャー。この、「・・」が実は重要で、「イフフェア」という文言が続くのである。つまり、「もしもフェア打球ならば、打者アウトとしまーす」である。
 この飛球に一番近い投手が「オーライ」と声をあげた。しかし、飛球は風に流され捕手の方向に向かう。そして投手はボールに触ることもできずに跳ね上がる。この場面は捕手の「ファウルにしろ」という判断が正解だった。なぜなら、三走がルールを知らずに打球が落ちたのと同時に本塁にスタートしていたからである。
 2015年に起きた有名な?シーンがある。巨人vs広島戦で起きた、さよならインフィールドフライである。球審のコールがなかったこと(宣言は三塁塁審、打者へのアウトのコールが曖昧)や、ルールを知ってか知らずかはわかりませんが、のろのろと本塁に向かっている三走にタッチしなかったミスが指摘されています。
 素人審判の村長は口を酸っぱくして言いたい。「インフィールドフライ・イフ・フェアでは、打者は無視しろ」です。野手がエラーしようが、コロコロ転がってインフィールドで止まろうが、フェアならアウト。ファイルなら打ち直すだけのこと。まあ、プロでもパニックになるほど野球は面白い、ということで。

エスカレータは「歩行禁止」

 国交省の「手すりにつかまろう」に続き、日本エレベーター協会やJR東日本なども、エレベーター内は歩行禁止、をPRしております。これには、大賛成ですね。左半身が不自由な人、障害があって右側にしか立てない人にとって歩行者は危険極まりないことでしょう。
 村長はまだ拝見したことはありませんが、そのような右側でしか立てない人向けに、「わけあって、こちらがわで止まっています」というホルダーもあるそうです。
 もちろん、わけあって急ぐ人は居るでしょう。せっかちなだけの理由で歩いたり走る人もいるでしょう。一見「片側空け」は良さそうなマナーでしょうが、弱者への配慮を忘れてはいけません。切羽詰まっての行動だとしても、他の方法は無いのか?よーく考えて、歩く(走る)のはやめるべきです。
 余談ですが、「ロッキートップ」のメロディーに乗せて、一世を風靡したあのフレーズ
♪ 狭いニッポン そんなに急いで何処へ行く ♪
が、聞こえてきます。

野球は根性が大事!

 「根性」なんて書くと、時代おくれ、とか時代錯誤などと言われかねません。しかし、村長の若いころは「根性全盛期」。野球部だった中学時代、練習中に水道で水分補給は禁止。キャッチボールしながら、ちょこっと私語を言おうものなら監督(こわーい先生)のゲンコツがとんできたものです。最高?の体罰は、全員(レギュラー)校庭で正座一時間でしょう。なにしろ細かい石ころ交じりの地べたは5分もしないうちに足にダメージを与え、やがてその痛みも感じないほどの痺れに変わりました。だが、それ以上に屈辱だったのは、全校生徒にそんな姿を見られたこと。
 でも、敢えて言いたい。昨夜の巨人vs日ハム戦は、まさに「根性の差」と村長は見ました。相手バッテリーのサインミスで貰った先取点などもあり、3-0と楽勝ムード。ここまで7勝を挙げ日ハムのエースと言える有原投手は味方の反撃を信じて投げ続けます。巨人先発のメルセデスは無死満塁をゼロで切り抜けたり6回まで無得点に。そんなメルセデスが2点を失うと、7回裏には今絶好調の高木投手が打たれて逆転されました。
 この場面、4番の中田翔選手の粘って粘って同点打。続く選手が逆転の2ランホームラン。そして有原投手は8回の巨人の攻撃を三者凡退に抑えます。巨人の3、4、5番に対して気迫の投球でした。巨人も日ハムの新守護神ロドリゲス投手を攻め、若手の若林重信両選手の長打で一点差に迫りましたが、一歩及びませんでした。根性が無い、とは言いませんが、中田選手、王選手、有原投手の根性は見事でしたね。そうそう、左翼手の大田泰示選手の好守も勝因の一つに挙げておきましょう。

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