草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
約十年ぶりだろうか。ここ数日間、桜島が噴火したかのような咳に見舞われてしまった。風邪かな?と思ってはいたが熱はないし気分も悪くはなかったのだが。のど飴と蜂蜜でなんとか元にもどりつつある今日この頃です。
グアムでは無差別テロに邦人が巻き込まれ、ロシアでは十数トンもの隕石が落下。物騒な事件事故が起きてますが国内ではアベノミクスとかいう経済対策が話題になっております。これがまた非常に分かりづらい。所得を上げ、物価を上げ、眠っている個人預金を動かそうとする策は分かるのだが、やっていることが逆なことも。
所得を増やすといいながら生活保護費は減らし、公務員給与を減らし、復興増税に公共料金値上げ。なんかヘンだと感じないのだろうか?生活保護は支給基準を徹底し、違法支給をなくすことが大事で、正規の対象者への支給額は増やさねばならない。公務員も給与削減よりも人数削減が効果的だろう。さらにダメダメ民主党でも一時思いついた暫定ガソリン税の撤廃、子供手当てに加え、消費税率ダウンあるいは撤廃などをなぜやらない!
消費税に関してもそうだ。この「悪魔の税制」と言われる悪税が景気回復の足を引っ張っていることを知っているのに、「景気回復後に上げさせて下さい」って、村長には「景気回復はできませんから税率は上げません」と聞こえるし、嫌味で申し上げると、「景気回復してインフレ傾向になったら税率を下げます」と聞こえる。現政権が為すべき事は只一つ。可処分所得を増やすこと。
兄弟が1週間程前にインフルエンザに罹患。治り掛けたと思った頃、今度は自分が風邪に罹りました。鼻水&喉の痛みという症状だけで、インフルエンザでも無かったのですが、漸く治った感じがします。
「アベノミクス」という名前許りが先行し、果たして日本に「益」を生み出すのかどうかが良く判らないでいます。円安&株価上昇という方向に向かったのは事実だけれど、此れも「アベノミクス云々以前に、アメリカの景気が回復基調に在るのが大きく影響している。」という指摘も在りますよね。まあ、無策に過ぎた民主党政権よりは、動きが在るという点では評価しなければいけないのかもしれないけれど・・・。
「円安移行が、日本に幸運を齎す。」といった雰囲気が幅を利かしていますが、果たしてそうなんでしょうか?確かに輸出がメインの大企業は大きく利益を回復するだろうけれど、日本は「輸入大国」でも在る。原油価格の高騰に加え、円安が進んだ事で、ガソリンや灯油価格は高騰を続けている。一部の企業は儲かるも、多くの国民の収入は微増乃至は変わらずの状態で、物価だけが高騰して行くという事になれば、全く目が当てられない。
「弱者に対する保護が、余りにも過ぎていた。」というのが民主党に対する非難として在りました。不当に血税を騙し取る人間は排除されるべきだけれど、真に困った人達をも十把一絡げにバッシングする風潮も怖い。其の反動で「弱者を切り捨て、強者に手厚いサポート。」という動きが出ている様に感じてしまう。