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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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「秋四は、爆発だ」下社の木落し

 NHK-BSハイビジョン(3ch)で今開催中の「御柱祭」の中継を見た。今日は諏訪大社下社の秋宮の「木落し」だ。いつもなら昼食後一時頃にはベッドで横になるも、「一時からなら見てからにするか」と、画面に見入る。
 しかし、なかなか始まらない。約40分遅れで始まった「木落し」。一気に・・・と思いきや、スーっとスローモーションのように木は滑り落ちた。先日の上社の木落しの荒々しさに比べると、左右にぶれず、華乗りの氏子も体勢を崩さずに乗り切って、安堵すると共にやや物足りなさも感じた村長と父であった。

 ところで、木を落とす体勢に入るまで、柱の先から長さ十数メートルの大きな垂れ幕が掛けられ、何やら字が書いてある。「秋四は、爆発だ」
 「爆発だ」から連想されるのは、「芸術は爆発だ」の故岡本太郎氏である。ネットを調べようとする間もなく、地元のアナウンサーが解説を入れる。岡本氏が下諏訪を訪れた際、この勇壮な祭りをすごく気に入り、「木落し」寸前の木にしがみついて一緒に坂を降りようとしたエピソードがあるという。その岡本氏の言葉を取り入れた垂れ幕で、祭りを爆発させようとしたということらしい。
 * 「秋四」とは、下社秋宮の第四の柱、という意味。
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84番、木村拓也コーチを忘れない

 昨夜の甲子園球場。巨人軍の一、二軍の選手、コーチ、原監督が二塁ベース上に集まり黙祷を捧げた。試合開始直前にも両軍、観客と共に37歳、巨人軍木村内野守備走塁コーチの早すぎる死に一分間の黙祷を捧げて伝統の巨人-阪神戦は始まった。
 原監督「今日は特別の日」との思いは、今季初先発となる二塁脇谷に表れていた。試合が動いたのは3回表、その脇谷選手の二塁打からであった。坂本が先制タイムリー、小笠原二点本塁打で続く。先発を任された西村健太朗投手の投げる球にも気合がこもっていた。プロ入り最高の出来とも思える投球内容と、センター松本の再三に渡る美技なども有り、阪神に点を与えない。
 7回無失点で降板した西村投手から後は、金刃投手、豊田投手で8回を凌ぐと、クルーン投手の代役越智投手が9回裏の反撃をなんとか抑えて3-0で勝利した。
 投手以外はどこでも守った。足を生かすためにスィッチヒッターとなった。「それしか俺の生きる道は無い」と言い、巨人に移籍が決まった時も、「このスター軍団の中で、俺はどこを守るんだ」と語った木村選手。確かにレギュラーではなかったが投手以外すべてのポジションでスーパーサブだった、木村拓也選手を忘れることはないだろう。
  夜のニュースで試合後の勝利監督インタビューを見て、原監督の目から溢れる涙に、思わず貰い泣きをした村長でありました。残念だったのは、9回裏一死をとった場面でテレビ中継が打ち切られたことであった。最高に盛り上がっていただけに、本当にKYな局だ!

ゴジラ、鮮烈デビュー弾

 東のNYから気候温暖なLAに移籍した、我が松井秀喜の2010年のシーズンが開幕した。ミネソタを迎えての緒戦、1、2打席音ナシだったが、3-3の同点で迎えた5回裏、勝ち越しとなる適時打を放つ。エンゼルスのゴジラ名刺代わりの一打だ。
 圧巻は7回の第4打席。松井用?に登板したサウスポーからセンター右へのソロホームラン!
 続く5番のモラレスの連続ホームランも飛び出したエンゼルスが3-6で快勝した。新天地での4番としての責を果たしてなお余りある活躍である。
 LAからやや北のマリナーズのイチローオークランド相手に、安打、盗塁と順調に勝利に貢献しているようである。(今、5-3でシアトルが勝ったとのこと)
 今年のMLB西海岸から目が離せない

御柱祭始まる

 村長が育った諏訪地方に古くから伝わる、「御柱祭り(おんばしらまつり)」が昨日から始まった。あまり「お祭りごと」は好きではないが、何度となく聞いた「木遣り歌」を歌う男衆の甲高い声を聞くと、つい懐かしさがこみ上げてくる。
 さて、祭りの詳しい解説は『閑話ノート様』にお任せすることとして、村長の「御柱」の思い出を少しだけ。
 東京で下宿生活を始めて知り合った徳島の友人が諏訪に遊びに来たのは、42年前5月の連休中だった。たまたま開催されていたのが、7年に一度の「日本の奇祭」、「御柱祭り」で、茅野市に近い上社(かみしゃ)まで見物に行くこととなった。彼の車は、たしかパブリカとかいう名前の車だったと思う。
 当時住んでいた諏訪の家からは、車で30分位の処なのだが、およそ一時間かけて現地に到着。係員に誘導されるまま駐車場へ。この駐車場がから遠く、車を留めてから30分位歩いたのを覚えている。
 この祭りは、男たちの根性や勇気?を表現する場でもあるが、毎回怪我人や稀に死者が出ることでも有名な祭りである。無事に16本の「御柱」の建て替えが終了することを祈ってやまない。

思考停止vs思考逆行

 郵貯の預金限度額引き上げに反対した仙石国家戦略担当相に亀井金融相が、「小泉改革から思考停止している」と批判。だが、改革に逆行している人よりはマシだ。
 一番問題(皆、問題だが)なのは、総理であろう。「あれは過去の話」と、預け入れ限度額の引き下げを主張した5年前の方針を、また、ひっくり返した。「連立を重視したために、亀井案を支持した」、そうだが、影には100万とも言われる郵政票が欲しい人の思惑が見える。

 亀井大臣がもう一つ大事なことを言っている。日本郵政のグループ内の消費税を免除したい、と。ははは!他の民間企業も対象とするのならいざしらず、JPだけに適用するとは、ますます悪代官に見えてきます。いっそ消費税撤廃してみろ。国民新党はそういう路線ではなかったか?ああ、それは過去の話?
 でも、2年前には、「デフレ経済下では、政府は国民からカネを吸い上げてはならない」 と言っていた党なのに。ガッカリだよ!

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