草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です
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昨日のことは忘れて、ドーム第二戦に臨んだ巨人軍でしたが、久々の先発金刃投手が一回の表ブラゼルに一発を浴びるなど3失点。巨人もその裏一死から脇谷が安打、小笠原が四球を選んで阪神先発の下柳投手を攻める。四番ラミレスの打球はライト方向への飛球だ。
ここで一塁塁審は 「インフィールドフライ」を宣告し、打者はアウトに。しかし、減灯のデーゲームの所為か、この打球を二塁手はおろか右翼手も捕れない。走者がそれぞれ二、三塁に進んだのはいいが、問題は打者走者となる筈のラミレスだ。えっ?すでにアウトを宣せられているって?
しかし、ここで問題になるのは「普通に内野手が捕球できる飛球」に対して宣告されるのが「インフィールドフライ」の筈。外野手の前まで飛んでいる打球にこの宣告は出来ない。塁審が「右翼手が捕るべき打球だが、二塁手も普通に捕球できる」と判断したのなら妥当な判定であるが、村長が見た限り、二塁塁審は打球の行方を見失っていたように思えた。つまり、「俊足の内野手が必死に追えば捕球できる飛球」はインフィールドフライではない。
減灯の影響は巨人の守りにも出た。阪神の打者が打ち上げた飛球は、三本間にあがったのだが鶴岡捕手もライアル三塁手も打球を見失っている。慌てたのは坂本遊撃手。必死で走ってきてこの飛球を捕った。なんと、本塁から7、8m位の位置だった。鶴岡捕手はキャッチャーズボックスの中でジッと見守っていた。
いろんな影響はあるだろうが、減灯試合には賛成である。捕れそうもない打球に大声で「オーライ」を叫んだ平野二塁手。三本間の飛球を必死で捕球した坂本遊撃手。いづれも「減灯が生んだファインプレー」である。PR
横浜との三連戦は、なんとか勝ち越したが、まだ投打が噛み合っていない巨人軍。切り込み隊長の坂本も、4連続安打を打ち翌日も先頭打者本塁打。いよいよ波に乗ってきたか?と思いきや、1日は内容の無い「5タコ」。
これは、例の「誤審の祟り」?
ところで、阪神戦の誤審以来クロスプレーでの判定に注目して野球を見るようになった。MLBでも結構誤審はある。先日もレッドソックスの遊撃手が素晴らしいプレーでグラウンダーをさばき一塁でアウトにしたのだが、録画してスローで見るとあきらかに走者の方が早く一塁に到達していた。一塁塁審もファインプレーに思わずアウトと言ってしまったのでしょう。
そして誤審というわけではありませんが、数日前にNHK-TVで夜中にやっていた、野球アニメでも変な塁審を発見。
一塁に走者がいて次打者も四球を選んだ際、それは起きた。一塁走者が二塁に到着した時二塁の塁審が両手を広げて、「セーフ」のジェスチャー。???
一塁走者は「二塁への進塁権」を得たので、安全に二塁へ行くことができる。すなわち、その間触球されようがアウトになることはない。この走者が二塁へ向かわずに、ベンチや三塁などに行こうとしたのなら別だが、二塁に到達することを妨げてはならないのである。故に、二塁に到達したからといって「セーフ」を宣する必要は無い。
あの塁審も後でビデオを見て、顔を赤らめたことでしょう。
ちなみに「フォアボール」というのは、和製英語。めじゃーでは「a base on balls」という。すなわち、ボール球により一個のベース(を与える)ということ。
福島県選出の玄葉国家戦略特命大臣は、福島を太陽光などの再生可能エネルギー基地にするという構想を述べた。「エネルギー産業の村」として有名な、青森県上北郡六ヶ所村を抱える青森県民として一言。
今回の原発事故を受け、全国的に反原発、脱原発の世論が形成されている。某アンケート調査では、推進派を反対派が上回ったと聞く。実を言うと、村長の亡父も熱烈な反核燃派でした。30数年前に一家で青森に骨を埋める覚悟で引っ越してきた際も、「六ヶ所村に核燃料サイクル施設があると知っていたら、越して来なかった」、とまで言ってました。
核燃料も、再生可能エネルギーでは?ということは置いといて。果たして原子力発電は、後戻りできるかどうか?です。というのも、青森県には高レベルと低レベルの「核のゴミ」が一時保管されております。急激に増した脱原発の掛け声と共に永久的に「青森が核のゴミ捨て場」と成りかねないのです。
太陽光、風力を基にしたクリーンエネルギーで全て賄うことができれば、それにこしたことはありません。大容量の蓄電器を多数設置すれば、雪国でも太陽光発電は使えるかもしれません。しかし、今ある「ダーティなもの」が地下にあることを、それが数百年から数百万年にわたって放射能を出し続けていることをお忘れなく。現在の経済産業相の海江田氏は分かりませんが、前任者の直嶋氏も、その前の自民党の大臣も「青森県を最終処分場にしない」と、確約をしてますヨ。セージ家が脱原発を言うのは結構ですが、「核のゴミ」についても言ってもらわないと。
阪神との第二戦も一点を争う接戦だった。7回裏2-2からリリーフ登板した巨人内海投手から一点を勝ち越し、猶も二死一三塁のチャンスが続く場面でそれは起きた。阪神5番ブラゼル一塁手の打球は高く上がったセカンドフライ。これを脇谷二塁手は一旦グラブに入れるも、お手玉状態。地上スレスレで捕球したことをアピール。塁審もこれを認め、「アウト」を宣告。
しかし、Vを見ると明らかだが、ボールは地面に落ちていた。阪神真弓監督も激しく抗議するも覆らず。4点目、5点目(一塁走者も還っていたとしたら)は幻と消えてしまった。この判定で流れが変わった。
8回表の先頭打者は不振の小笠原選手だ。当たりはボテボテのショートゴロ。前進してランニングスローの鳥谷遊撃手。必死で走る小笠原。送球とほぼ同時に一塁ベースを踏む。きわどい判定だったが、セーフの判定。
ここも、真弓監督が猛抗議するが「同時はセーフ」、判定は覆らない。この後無死満塁となり、この試合のラッキーボーイ長野選手の逆転打が飛び出す。9回裏、阪神も粘って一打サヨナラの場面を作るも一歩及ばず、5-4で巨人がかろうじて逃げ切った。
あの誤審がなかったら悪夢の四連敗となっていたかと思うとゾッとするが、審判も人の子。走りながらジャッジをするので、ボールが地面に着く瞬間は見えない(見逃す)こともある。また、ホームランに限ってヴィデオ確認が認められるが、アメフトのように「チャレンジ」という方式も検討されているという。これには反対だ。審判が意図的に「ひいき」したのなら問題だが、誤審も含めて野球だと思う。
「同時はセーフ」は、厳密には「同時はアウトではない」が正しい。ルールでは、「打者がフェアボールを打った後、打者走者として一塁に達する前に、その身体または一塁に触塁された場合(は打者アウト)」であり、これ以外はセーフだからです。
「同時はセーフ」で思い出すのは、二出川さんの「俺がルールブックだ」。「同時はセーフ」と判定した二塁塁審に、「同時はアウトだ」と抗議する西鉄三原侑監督。三原さんは、「同時はセーフと言うのなら野球規則を見せてみろ」と迫る。ところがパ・リーグ審判部長だった二出川さん、この日に限って野球規則を持参していなかった。そこで飛び出した名セリフが、「俺がルールブックだ」。これに納得した三原監督も見事だ。
経済産業省から電力会社への天下りに関し、枝野官房長官は「当面自粛させる」そうだ。何?当面は自粛、って「ほとぼりが冷めたら復活させる」てこと?
今年の流行語大賞になりそうな彼の「ただちに・・・」風に言えば、「ただちに、天下り禁止という訳ではありません」とでもなろうか。
そんな国民の批判を受けてか、次期東電副社長と目されていた顧問の石田徹氏は4月いっぱいで辞任するという。前エネルギー庁長官で、今年の初めから東電に天下りしていた。「顧問」ならば福島第一原発現場に行って良い知恵を出せば、皆も見直すのに。4ヶ月で退職金は?