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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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耐震強化岸壁

 村長の散歩コースは、油川材木港からフェリー埠頭、青森ベイブリッジに繋がる湾岸道路である。先週の土曜日、久しぶりにこのコースを散策した。22日に新規開設された「油川海水浴場」までは短い足は届きませんでしたが。
 フェリー埠頭沿いの道路を歩いていると、見慣れない標識が目に入ってきた。「耐震強化岸壁」
 東北地方整備局のHP「青森港」によると、
<油川地区防波堤(第一北)の整備を進めています。また、大規模地震災害時でもフェリー航路における一定の物流機能を維持するため、耐震バース岸壁(-7.5m)を整備しました。>
 とあるから、この耐震バース岸壁のことなのだろう。

 岸壁に釣り糸を垂らす太公望に聞くと、「今の時期、セグロイワシやアイナメがよく獲れる」そうである。埠頭をさらに市内に向けて歩くと通称「船の博物館」がある。数日前には黒柳徹子さん等が、番組ロケで訪れたという。足が疲れた村長は博物館を断念して帰路に着いた(疲れた)。
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青森県高校野球、八戸勢強し!

 今日行われる予定の全国高校野球青森県大会決勝は、八戸の光星学院高校と野辺地の光星学院野辺地西高校という兄弟高同士の対決となった。順当なら実績のある光星学院(兄貴分)の優勢は動かないところだが前年の代表高、八工大一高を下しての決勝進出だけに野辺地西は勢いに乗っている。背番号「2」のエース小林投手の出来が鍵になるであろうが、好試合を期待する。
 さて、23日はテレビでの野球観戦三昧であった。県大会の準々決勝とMLBのアスレチックスvsヤンキース戦、そしてNPBはオールスター第二戦である。
 まずは最近調子がいいA’sの松井秀喜がニューヨークに乗り込んでのヤンキース戦をBS1で観戦する。敵地であるにも拘わらず相変わらずの松井人気である。試合も2-2と競った展開だ。ここで、高校野球の青森山田vs光星学院も気になって、青森朝日放送(ABA)に切り替えると、山田は幸先良く2点を先取し0-2とリードしている。青森山田は名物監督の渋谷氏が今夏を最後に勇退されるという。山田ナインはなんとか監督の勇退花道をつくってあげたいだろう。この準々決勝の光星学院戦は事実上の決勝戦と思われていた。
 MLBは松井の打撃だけ見れればよいので、暫くは高校野球を観ていたのだが、ABAがCMに入ったのを機にBS1に戻すと、信じられないスコアになっていた。4-14とA’sは大量リードされているではないか。20分ほど観ただろうか、大勢は決した感がありチャンネルをABAに切り替えると、こちらも意外な展開になっていた。
 なんと、9-2と逆転されていた。さらに4回表、決定的な6点を失い15-2に。ここでオールスター戦を観る事に。

 結局青森山田は前半での失点が響き、15-10で敗退。青森市勢は姿を消した。ベスト4は、弘前聖愛、野辺地西、光星学院、木造という顔ぶれになった。木造(きづくり)高校といえば、甲子園に忘れ物をした高校として有名である。過去一度だけ出場した1982年、佐賀商新谷投手のシュートに9回二死までパーフェクトに抑えられていた。ここで打席に立った代打者は「執念のデッドボール」で出塁。新谷投手の完全試合は阻止したものの、無安打無得点に敗れた。あの夏忘れた甲子園での一本の安打を打ちに行って欲しいものだ。

追:結局、木造高校は準決勝で光星学院に0-10、6回コールドで敗退。
 

500号おめでとう!

 またまた野球の話になってしまいますが、A’sの松井秀喜選手、日米通算500号本塁打おめでとう!!
 28試合待たされましたが、記念の一発は右翼ポール直撃の文句なしの一撃でした。その間、ビデオ判定で二塁打に訂正された幻の本塁打もありましたから。この一発を機に後半戦頑張って欲しいものですが、A’sは、イチローのマリナーズ同様下位に低迷してますね。
 この記念本塁打に、ジャイアンツOBなどからも祝福コメントが寄せられてますが、松井のプロ第一号秘話を当時のヤクルト監督野村克也氏が紹介しております。
 1993年5月2日東京ドームでのヤクルト戦。試合はヤクルト3点リードの9回、当時の最強ストッパー高津申吾投手がマウンドに上がる。ここで、野村監督は「松井が内角球をどうさばくか」をテストしようと、高津-古田のバッテリーに内角攻めを指示する。松井はその球を見事にライトスタンドに運んだ。
 これを見た野村監督は、「これは本物だ」と認識したそうである。さらに、「打率を意識するあまり左への打球が多い。松井ならもっと引っ張りにこだわってもいい」と続けた。
 村長もその通りだと思う。メジャー投手のツーシームチェンジアップに苦しんだことから、打撃が小さくなったと感じていた。左投手に対する時はスムーズにバットがでるのに。そういえば500号もデトロイトの左腕ビロー投手でした。

原監督、「詰めが甘い」

 昨夜の中日戦、劇的なサヨナラ勝ちにも拘わらず原監督の口からは、「詰めが甘い」と愚痴とも受け取れる言葉がでた。おそらく9回の投手陣を含めた守りに対してのものだろうが、元捕手の村長が代弁させて貰うと、「阿部のサヨナラ安打は評価するが、山口の暴投を身を挺して止めるべきだった」。
 阿部捕手に失策はつかないが、あのプレーで二走を三塁に進め、二死一三塁から和田の遊撃内野安打で同点にされてしまった。たらればではなく、二死一二塁のままだったら、最悪でも満塁止まり。もしかしたら二走を三塁で封殺できたかも知れない。低めのスライダーが武器の山口投手なだけに、0-1と一点リードの一死二塁というピンチの場面での阿部捕手の記録に表れないプレーは残念であった。と、厳しい言葉も、彼が守りの要で主将であることからの苦言であるが。

 一昨日の試合でも??なプレーが。
 阿部の本塁打で先制し、さらにフィールズの安打で二死一塁に。ここで8番藤村は右中間に大きな飛球を打ち上げる。中日の右翼手がギリギリ追いつくも落球。8-6と中継したが、バックホームはあきらめて打者走者を刺すべく三塁に送球。しかし一瞬藤村の足が速く、セーフに。相手のミスとはいえ貴重な二点目(結局1-2で勝利)が転がり込んだ。
 村長が不満なのは、この一連のプレーに対してアナウンサーも解説者も詳しく説明しなかったこと。いくつかの疑問を抱かれた人も多かったのではないでしょうか。
 中継した遊撃手の立場で考えると、「二点目はなんとしても阻止する」と、先ずはバックホームを第一に選択するはず。本当にホームは無理だったのか?それとも、野手が三塁ならアウトにできる、先に三塁でアウトにできれば二点目は阻止できる、と判断したのか?
 また、藤村の立場では、フィールズの生還が優先される。もしクロスプレーになるようなら、二三塁間で故意に挟まれることも考えなければならない。フィールズの生還より前にタッチアウトは絶対に避けなくてはいけない場面だ。村長には、やや暴走と見えた。

太陽光発電は「安心」なのか

 お得意の思いつきで「脱原発」を記者の前で個人的意見を言った菅総理に、賞賛の声を上げた人もいたようです。村長は彼は原発推進なのを知っておりましたので、あっ!また心にも無いことを言っているな、と受け止めました。
 本県選出の木村太郎衆議院議員の質問に、「核燃サイクルの見直しはしない」と閣議決定したのが6月7日。つまり、核燃サイクルを止めずに脱原発なんて有り得ないのだ。また、唐突に言った「ストレステスト」も、テスト後には稼動しますよ、というメッセージだし。
 そんな総理が持ち出した「再生可能エネルギー法案」。まさか太陽光発電をメインに捉えているとは驚きですが、「温暖化対策の目標である25%のCO2削減は維持する」というのが村長は理解できないでいる。
 国策である、「電力のベストミックス政策」は守るべきであり、それが国民に「安心」を与える。原発を減らすのは賛成だし、再生可能エネルギーの比率を上げるのもやるべきだが、火力が増えるのは反対である。

 とにかく、IEA(国際エネルギー機関)からも勧告を受けたドイツに習って、電力固定価格買取制度は止めて欲しいものです。日本経済がめちゃくちゃになります。あと、メガソーラーとかいう新箱物への税金投入は止めようね。ドイツのように失敗しますから。村長の個人的意見として、大気汚染を増加させる火力発電と同様、太陽光発電も「安心」できるものではない

参照:
「ドイツは間違った」

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