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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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原監督、「詰めが甘い」

 昨夜の中日戦、劇的なサヨナラ勝ちにも拘わらず原監督の口からは、「詰めが甘い」と愚痴とも受け取れる言葉がでた。おそらく9回の投手陣を含めた守りに対してのものだろうが、元捕手の村長が代弁させて貰うと、「阿部のサヨナラ安打は評価するが、山口の暴投を身を挺して止めるべきだった」。
 阿部捕手に失策はつかないが、あのプレーで二走を三塁に進め、二死一三塁から和田の遊撃内野安打で同点にされてしまった。たらればではなく、二死一二塁のままだったら、最悪でも満塁止まり。もしかしたら二走を三塁で封殺できたかも知れない。低めのスライダーが武器の山口投手なだけに、0-1と一点リードの一死二塁というピンチの場面での阿部捕手の記録に表れないプレーは残念であった。と、厳しい言葉も、彼が守りの要で主将であることからの苦言であるが。

 一昨日の試合でも??なプレーが。
 阿部の本塁打で先制し、さらにフィールズの安打で二死一塁に。ここで8番藤村は右中間に大きな飛球を打ち上げる。中日の右翼手がギリギリ追いつくも落球。8-6と中継したが、バックホームはあきらめて打者走者を刺すべく三塁に送球。しかし一瞬藤村の足が速く、セーフに。相手のミスとはいえ貴重な二点目(結局1-2で勝利)が転がり込んだ。
 村長が不満なのは、この一連のプレーに対してアナウンサーも解説者も詳しく説明しなかったこと。いくつかの疑問を抱かれた人も多かったのではないでしょうか。
 中継した遊撃手の立場で考えると、「二点目はなんとしても阻止する」と、先ずはバックホームを第一に選択するはず。本当にホームは無理だったのか?それとも、野手が三塁ならアウトにできる、先に三塁でアウトにできれば二点目は阻止できる、と判断したのか?
 また、藤村の立場では、フィールズの生還が優先される。もしクロスプレーになるようなら、二三塁間で故意に挟まれることも考えなければならない。フィールズの生還より前にタッチアウトは絶対に避けなくてはいけない場面だ。村長には、やや暴走と見えた。
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