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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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お婆ちゃんが守護霊?

 村長は、仏様、ましてや霊魂だの幽霊なるものも全く信じていない。勿論超能力者は何度か見たことはある。例えば円周率を4万桁記憶した友寄教授や将棋の読みを100手先(数通り)までシミュレーションするという故米永名人など。
 そんな村長が奇妙な体験をしたのは昨年10月のことだ。

 話は昨年の今頃、長野県岡谷市に住む義兄が久々に兄弟集まろう、と言い出したことに始まる。とはいえ、九州福岡新潟大阪青森と散らばっている為、数十年も会っていない兄弟もいる。そこで、久しぶりに会って母の墓参をしよう、という訳だ。
 ところが、10月14日に諏訪のホテルで参加者は9名と日取りまで決まった夏、妻の足が痛み出した。9月にはまともに歩けないほどだった。医者は腰や背骨の痛みからきている、一ヶ月くらい休養が必要とのこと。信州旅行もあきらめようかとも考えたが妻はなんとしても行きたいという。そこで、東京在住の次女が東京駅で出迎え、で諏訪まで送ってくれることになった。
 新青森駅と東京駅では駅員さんが車椅子で電車と改札口の間を押してくれた。特に東京駅では貨物専用の通路をかなりの速度でスイスイと走るので、八重州口に着く頃には村長は息が上がっていた(笑)。

 無事に皆と再会し、墓参を済ませて15日夕方新青森駅に帰ってきたとき、妻の足も返った。村長の腕につかまってではあるが、階段を降りタクシー乗り場まで自分の足で歩いたのだ。
 その数日後、以前通りピョンピョン飛び回る妻の姿が見られるようになった。医者も驚きの回復力で、村長は「たまたま治る時期だったんだ」と、しきりに「おばあちゃんが守ってくれたんだ」と言う妻に冷ややかに返したが、何かしらのナニかが働いたのだろうと思わずにはいられない村長でした。

 PS.そういえば、お婆ちゃんの誕生日はお釈迦様と一緒の4月8日でした。仏様のお守り??
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桜はまだかいな

 やっと昼間の気温がプラス二桁の日が続くようになった今日この頃。青森のローカルTVで必死な(かなりどうでもいい)アンケート結果を伝えていた。
 その前に、本県が平均寿命のワーストNo1に輝いたのはご存知かと。そして、村長の出身県である長野県が第一位だったことも。嬉しいやら悲しいやら複雑な思いですが、おとといのTVの気象情報の中で青森県を猛アピールしようと無理やりなアンケートを発表していた。ちなみに予想通り、青森県の成人病による死亡者の割合も全国トップだという。

 怪しいアンケートとは、に関するもの。青森の桜といえば弘前城のものが有名だが、それに託けて「花見に使う金額の多い県は?」とか「日本一の桜の名所は?」などの質問を実施したそうで(いったい誰が?)、その結果の第一位「青森県」であり「弘前城」だったのだそうだ。
 でも「花見好き」ということは、アルコール摂取量が増え高血圧などに繋がるのでは?と思った村長でした。
 ちなみに、「ひろさきじょう」をIMEで変換しようとすると、「広さ机上」。知名度は今一!チャンチョン 

ミスターとゴジラに国民栄誉賞か!?

 今NHK-TVからニュース速報が流れた。
 な  な  な ん と
 「政府が長島茂雄氏と松井秀喜氏に国民栄誉賞を検討!」
 勿論、長島氏を大学時代から応援し、ゴジラという渾名を松井氏より先にいただいていた村長としては最高に嬉しいのだが、二人とも記録より記憶に残る選手。また、21人(団体が一つ)のうちプロ野球関係者が4人になる。すでにイチローが引退すれば受賞が確定しているので5人となる。
 そうなれば、「去年引退したあの選手は?」とか「記録なら、あいつが貰わないのはおかしい」「なんで巨人の選手ばっか。プンプン」という声も聞かれよう。
 でも、でも。繰り返しになるが野球ファンとして、巨人ファンにはこの上ない吉報である。今年からMLBのテレビ観戦は観る気が無くなり落ち込んでいたところに、このニュー速。まさか、エイプリルフールでは??いや、それは無いだろう???

今季最多勝の80勝を狙えるゾ!

 セパ同時開幕したプロ野球。話題も盛り沢山だ。投打両刀デビューの日ハム大谷選手、阪神の藤波投手、新人開幕投手を任された楽天則本投手、そして我が巨人のドラ一菅野投手などなど。
 そんなジャイキチ一番の心配は毎年恒例となっている貧打線。そしてその貧打線は今年も健在だった。
 開幕戦は右腕手術から復帰した昨年の打率「.---」の男、脇谷二塁手の逆転打で3-4。二戦目は新外国人ロペス選手のタイムリー二塁打により、1-1の引き分けに持ち込むのがやっと。昨夜の第三戦も結果的には延長11回ドラマチックなサヨナラで勝ったものの、2-3というスコア。
 原監督はインタビューの中で、「長野、阿部のバットが不安だったが・・・」と言っていましたが、その他にもチャンスで一本が打てない三番坂本、五番村田もイライラの一因となっている。
 勿論、脇役の脇谷選手の二度のお立ち台には拍手喝采なのだが、いいピッチングをした先発投手陣に一勝もつかないのは二勝一分けにも満足度は薄い。それにしても高木(京)投手の運の強さには感心する。第一戦では逆転の犠飛を打たれたものの、その裏に脇谷の逆転打が出て一勝。三戦目は延長11回表に本塁打を喫したもののその裏チームが逆転サヨナラ、二勝目が転がり込んだ。
 このペースだと今季80勝は堅い。なーんてジャイキチの「四月バカ」でした。

ラージベースボール?

 テレビで春のセンバツを見ている。今日の第一試合は地元兵庫の報徳学園が登場。一試合を勝ち上がった常葉菊川と対戦。この試合常葉菊川の各打者の大きなスィングが目を引く。これは監督の指示なのだろう。無死で走者を出してもバントの気配すらない。1-2と一点を追う8回表も無死一二塁で強攻。四球で無死満塁という絶好の逆転機を作る。結局一死後走者一掃の二塁打が出て4-2と逆転に成功。9回の報徳の攻撃を一点に抑えてベスト8に勝ち上がった。
 第二試合の岩国商vs山形中央戦も山形の強攻策が印象的だ。押し気味に試合を進める岩国は5回表一死三塁からスクイズで一点を先制する。なおも続くチャンスは山形の投手交代に阻まれる。その裏、山形は無死一二塁という好機を迎える。打者はリリーフで好投したばかりの選手だ。岩国のサウスポーに立ち向かう左打ちの打者、点差は一点。
 村長は「甲子園での初打席で、うまく走者を送れるかな?」と新二年生のひ弱そうな打者を気遣った。ところが山形ベンチの指示は「打て!」。これに打者が応える。右中間を深々と破る逆転の三塁打「いやー、恐れ入った」。さらに9番打者もライトを越える三塁打で一気に1-3と勝ち越す。
 日本の、特に高校野球はスモールベースボールの傾向が強い。先日のWBCでも強豪国が日本の野球を参考にしていた。所謂、繋ぐ野球だ。一点が欲しい時などは、4番といえども犠打のサインがでることも。たしかに一点が入る確率は上がるのかもしれないが、大量点が入る確率は減るだろう。メジャーでは強打者はバントなど練習すらしない。それゆえに、スモールベースボールと揶揄されるのだ。
 たしかに見ている方としては、強攻策が成功したときの興奮度は高くなる。「7-8の試合が一番面白い」という言葉も聞く。高校生で期待に応えて安打を打つ技術、精神の強さにも感動する。しかし、村長としては一点にこだわる場面の緊張感に野球の醍醐味を感じたい。その作戦の一つが強攻策であって、ノーガードでの打ち合いは期待しない。

 PS:あの逆転打を打った、ひ弱そうな山形の8番打者は8回裏の打席でもレフトオーバーの二塁打。彼よりさらにひ弱そうな9番打者は今度はレフトオーバーの三塁打で続き、結局2-6で岩国商を下した。

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