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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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俊足が災いの元?

 MLB、我がエンゼルスが負け続きである。松井秀喜選手の不振も相まって今日で6連敗。バットの不振はチームの守備、走塁にも影響し、投手も詰めの甘さ、大量失点と悪い連鎖が続いている。
 昨日の対レッドソックス戦でも、7回を終わって1-1と好試合を展開していた。8回表のエ軍は一死満塁打席には二番アブレイユという勝ち越しの好機を迎えた。

 *この試合を振り返ると、この場面での一塁走者アイバーの判断がこの試合のキーポイントであった。

 アブレイユの当たりは中間守備の二塁手ペドロイアへのゴロ。ここで、二塁手が取るべきプレーは?
 一点を絶対に与えないことを優先に、併殺は無理かもしれないが本塁へ送球。4-2-3の併殺を狙う。
 併殺の確率はやや薄いが、4-6-3の併殺を狙って二塁へ投げる。
 一塁走者が走ってくるところをタッチし、一塁に投げて4-4-3の併殺を狙う。

 の場合、アブレイユ(左打ち)は結構足は速い。また、二塁手は前進して体を反転させて二塁送球となり、併殺成功の確率は50%くらいと思われる。併殺崩れで勝ち越される危険性も50%だ。
 もし、満塁ではなく一死一塁であったら、のプレーを選択するのもベストになりうるであろう。一塁走者を一塁方向に追い込んで、走者が戻れば先に打者走者をアウトにし、後でランダウン・プレーで一塁走者をアウトにできる。
 
 レ軍の二塁手、ペドロイアが選択したのはであった。ペドロイアが打球を取ったとき目の前に一塁走者アイバーが迫っていたため、つい追いかけてしまったのだ。この瞬間アイバーが選択すべきプレーは、一塁に戻ること、これしかなかったのであるが、俊足の彼はタッチを逃れようと二塁方向にスライディングしてしまった。ペドロイアはアイバーにタッチすると一塁に送球して併殺は成立してしまい、三塁走者の生還は認められなかった。
 一塁走者のアイバーがあと2秒、いや1秒でも時間を稼いでいたら、アブレイユが一塁を駆け抜けていた。その後のプレーはフォースプレーではないので、三塁走者は楽々生還できていた。結局、流れはレ軍に傾き、8回裏失点したエ軍は5連敗目を喫してしまった。
 ほんの1秒の差が一勝を左右してしまう。アイバー選手に、自分は犠牲になっても一点は取るゾ、という気持ちを持っていたら一点は取れていた。

(ちなみに) 一塁走者は、打者が走者になった時点で、一塁の権利はなくなる。もし、一塁ベースに触れていても打者走者より先にタッチされればアウトである。ボールを持った野手が間違って先にベースを踏むことを願うだけ。←先にベースを踏んだ時点で打者走者はアウトとなり、一塁走者が失っていた一塁の権利が復活するので、一塁に触塁していればセーフとなる
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コメント

諸々

書き込み有難う御座いました。

GWに入り、タイガース相手に3立てを食らった際には目眩が致しましたが、その後何とか立ち直り、連休の間は何とか勝ち越しという結果に相成ったジャイアンツ。取り敢えずはホッとしております。でもスワローズ相手に3連勝というのは、高田監督の去就を考えると、結構気が引けたりも(^^;。

松井(秀)選手、今季はホームラン王を狙うと言っていた様ですが、どうも数字が上がって来ないですね。個人的には早く日本に、それもジャイアンツに戻って欲しいのだけれど・・・。
【2010/05/06 17:22】 NAME[giants-55] WEBLINK[URL] EDIT[〼]

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