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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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中国、「岩」ですら無い

UNの海洋法条約に基づく仲裁裁判で南沙諸島に築いた人工物を違法とされた中国は、沖ノ鳥島に八つ当たり。沖ノ鳥島に日本が施工した護岸工事と一緒だ、と訳ワカメな自論を繰り出している。
 そこで色々と調べてみた。日本が「島」と主張する沖ノ鳥島は満潮になっても四つのうち二つの島は海面から突き出している。海抜1mの立派な自然にできた「」だ。いずれは岩でなくなる日が来ることは予想されるが、人が住む気になれば居住可能な島だ。←サンゴ礁を増やして自然の力で島を大きくするプロジェクトも実施している。
 一方中国が滑走路や灯台、大きな建造物まで建てている人工島は、「岩」ですらない「低潮高地」である。満潮時には水没してしまうからだ。そして、これは領海を主張できないので南沙諸島は中国のものでもない。領海を主張できる沖ノ鳥島とは雲泥の差となる。(特アと呼ばれる国は、沖ノ鳥島に人は住めないので「島」ではなく「岩」だと言っている=岩と認めている)。
 中国もバカよのう。人工島に滑走路など造るから周辺国が反発しているんだろうが。軍事拠点を造って、何十年後には南沙諸島全てを自国の領土にする魂胆がみえみえ中尾ミエなのだ。
 尖閣諸島に続いて沖ノ鳥島も日中間で問題化しそうなムードもあるなか、沖ノ鳥島のある東京都では知事選挙で盛り上がっている。岩手で借金を倍増させた実績のある人や痴呆が進行していそうなタレントなどが小池百合子氏を追う展開らしいが、知名度ではなく政策で選んでほしい。と、遠い青森から出しゃばってみる今日この頃です。ちなみに前任者の最後の実績、というか一番の実績として、「SEKOI」が外国で辞書に載りそうだという。
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広島と一勝一敗

 オールスター前の首位攻防戦、とメディアはあおっておりますが、実際は首位広島独走二位グループから抜け出そうとする巨人の戦い、が正解。
 第一戦は5回で勝敗が決する広島の完勝、二戦目は20歳の巨人田口投手の好投と打線が噛み合った巨人が勝った。TV中継はTV朝日。
 TV観戦していて、いくつか気づいたことがあります。まずは実況アナ。昨夜の試合で2-0とリードし、なおも二死一塁から村田を打席に迎えた6回表のこと。村田のカウント1ストライク2ボールからの4球目。広島先発黒田はツーシームでファウルを誘い、カウント2-2の五分にする。するとアナウンサー、「これで村田は追い込まれました」。えっ!追い込まれてはいないけど。実際、次の投球を完璧にとらえて左翼上段への本塁打だった。さらにその後の試合展開を振り返った際の言葉、「・・・6回には村田の2ランで追加点をあげた・・・」。日本の実況アナは往々にして「2ラン」=「2点本塁打」と紹介してしまうが、途中からTVを見た人には、「2ラン二塁打」とか「2ラン安打」なのかわからないのだ。いや、もしかしたら「2ラン・タイムリー・エラー」とか「2ラン振り逃げ」なんてことも。和製英語の「ナイター」とか「ランニングホームラン」は許せるが、「ツウラン」は文字通り「二点」の意味しかないのである。
 そして一戦目の5回裏の広島の怒涛の攻撃での「暗黙の了解」に関する問題点。3-9からの田中(一塁走者)、3-10からの菊池(一塁走者)の盗塁だ。まあ、まだ5回裏ということで解説者もスルーしたと思うが、巨人ファンから言わせてもらうと、大差がついた試合での相手に対するマナー違反では?と感じた次第です。MLBだと盗塁は認められない事例に当たるはず。
 まあ、19本も安打を打たれた巨人ファンのボヤキでしかありませんが・・・

参院選、終わってみれば

 参院選が与党圧勝で終わりました。反安倍政権受け皿は以前の民主党から共産党にシフトされたようです。おっと、民進党になったんんですね。一度政権を、なーんて手は二度は使えないことを知るべきです。自民圧勝の原因は野党のだらしなさ怪しさでしょう。安保法制反対をうたう可笑しな団体は若者の反発を買ったみたいです。
 さて、東京中心の報道関係の特番は見ないので地元の選挙結果を見て、一人区で自民が負け民進党の候補が当選しました。三人の中から一人を選ぶのも大変なこと。選択肢がほとんど無いといってもいいでしょう。まあ、適当に書いてきましたが。
 喜んでいいのかどうかは分かりませんが、我が青森県の投票率のアップ率が全国一位だったそうです。まあ、前回最下位だったので県民あげての意識改革が功を奏した?ならばいいのですが、投票すると地元の商店で買い物ができる商品券を進呈した処もあったそうです。ソレってアリなの?

警察内のパワハラ

 今日、ローカルニュースを見ていた。青森警察署の50代の警部が5日、自宅で自殺していたという。自殺の経緯は調査中とのことだが、職場でパワハラにあっていたことをにおわせるメモが発見されている。50代の警部が・・・と、少し前に似たようなニュースを見た記憶がある。同じ署内で二人の警官同じ上司の名前を書いたメモを残して自殺したというニュースだ。
 ネットを探したらあった。東京の田園調布署の警部補が相次いで自殺(昨年10月と今年2月)し、書置きに同じ上司の名前があった。警視庁は6月に、「上司である50代の警部によるパワハラはなかったが、品性に欠ける言動があったとして訓戒処分とした。この警部は同月辞職したという。品性に欠ける言動、ってパワハラじゃないの?と思うのは村長だけ?
 それにしても、東京では50代の警部が品性に欠ける言動で警部補二人を死に追いやり、青森では50代の警部がパワハラを受けて自殺。これも地域格差?

ファイヤマンが火だるま

 ファイヤマン澤村独壇場だった(悲)。
 1-1で迎えた9回表、マウンドには巨人の誇る抑え投手澤村拓一先頭打者を歩かせると内野安打などで二死二三塁に。ここでまたしても四球で満塁に。そして事件は起きた。なんと二者連続ワイルドピッチ。いずれもフォークの投げそこないだが、プロの、それもNPBを代表するファイヤマンがアレでは情けなさ過ぎる。
 中日平松、巨人大竹の手に汗を握る投手戦を一瞬で台無しにした。見事な完投勝利の平松投手には脱帽だが、毎度毎度あのチェンジアップにやられるとは・・・特に4番長野はひど過ぎる。おとといからの中日の策、3番坂本は歩かせて4番と勝負、は大成功。交流戦で打線最下位だった中日に負け越しての後半開幕となってしまった。
 ぶっちぎりで首位を走る広島の背中は遠い。広島の快進撃、というより阪神、ヤクルトの出来が悪すぎるのだ。投手の頑張りでなんとか二位にいる巨人が不思議なくらいだ。開幕前に阪神、ヤクルトの優勝を語っていた解説者も歯がゆいことだろう。村長は、巨人には勝って欲しいが今季はAクラスでよいと思っている。例の野球賭博の中心にいたチームが優勝しても後味が悪い。

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