草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です
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昨年の参院選前、唐突に消費税に言及して大敗した菅内閣。昨日の党首討論で、自民党の谷垣総裁から「マニフェスト違反だ。解散して民意を問え」との指摘に、「2010年のマニフェストには、消費税の協議について明記している」と答えた。政権交代した2009年のマニフェスト違反を問いただしたのに、直近のマニフェストを持ち出したわけだ。大敗した、国民にノーと言われたマニフェストを堂々と取り出した菅総理の勇気は凄い。
2009年の民主党マニフェストでは、「4年間は消費税の議論はしない」だった。しかし村長としては、「消費税廃止の議論」は、して欲しかった。デフレだから。
消費税制の継続が必要なら、この税制の不条理の是正が必要であろう。つまり益税や輸出戻し税問題、異常に多い滞納額を減らす、などの改正により、税率そのままで増収になる。そういう議論が、税率アップの前にあるべきでしょう。要は、特例を無くし、もっと簡素化して月毎の決算・納税にするだけで増収になる。
また、社会保障の財源として「消費税」を考えるのなら、貧乏人により厳しい税率アップは目的と矛盾する。弱気をくじく方向性には、猛反対だ。
菅総理、2010年のマニフェストを言うのなら、何故直ぐにでも出切る事をやらない。「企業・団体による政治献金やパーティー券購入の全面禁止」とか「政治資金の公開」や「国家公務員の総人件費2割削減」だとか。
えっ!国家公務員の給与は0.2%も下げた?これは失礼。では、「マニフェストは4年で達成する」そうですので、2013年8月までに2割削減を達成でOK。とすると、今後毎月0.6%位づつ減らせば達成できますね。PR
ここ数日の暖気で屋根雪も溶け始め、道路は排雪ダンプがきれいにサラって行ったおかげで路面が見える状態になった。
先日、市内に住む友人が東京の親戚二人を伴って遊びに来たのだが、その東京人が、会話の中に出てきた「雪投げ場」という言葉に反応。「それを見てみたい」と言うので隣の空き地に高く聳える雪の山を見せたところ、「なんだ、雪捨て場じゃん」。
津軽では、「捨てる」ことを「投げる」と言う。「雪投げ」は、雪を捨てること。青森市内のいたるところに「雪投げ場」がある。空き地や海のほかに、公園の一部や駐車場の片隅などが、冬季の間「雪投げ場」となる。
どうやら東京人二人は、雪玉を投げあう雪合戦場があり、子供や市民が雪合戦を楽しんでいる、と想像したらしい。
今、NHK-TVニュースで、高木文部科学相が「大相撲の八百長」に関して、携帯メールで名前が出たうちの3名が「八百長に関与したこと認めた」、と発表した。13名に対する放駒理事長の事情聴取結果報告を受けたものだ。また、新たに1名の名前も追加されたようだ。
力士を多く輩出している本県の「隠れ相撲ファン」としては残念なことですが、これにて八百長確定。ガチンコとしての魅力は消滅。さて、公益財団法人の申請に向けて来月答申案を出すという独立委員会はどうするのでしょう。先月には、「(八百長問題は)想定内のこと」と強気な発言をしていましたが。
「公益」、「国技」などとは遠いところに行ってしまったのではないでしょうか?相撲協会さん。
昨年の「大麻事件」、「力士暴行死事件」、「野球賭博問題」、「横綱暴行疑惑-解雇」と、問題が噴出してました。八百長は違法ではないかもしれませんが、カネで星を売買したり、勝負のシナリオまでメールに残っていたとか。もう、アウトでしょう。
こうなってくると、朝青龍元横綱の「80万で星を買った」話も再燃しそうな感じもする。二年後の公益財団法人登録を目指すより、「日本プロ相撲レスリング」とか銘打って新団体を立ち上げて、興行に専念した方がよさそうだ。
アジアを制したザックジャパン。あの劇的なビューティフルゴールに感動しましたが、何故李忠成はフリーになってしまったのか?考えると夜も眠れませんでした(ウソです)。長友がセンタリングを上げた瞬間、ペナルティエリア内には相手はGKを入れると5人。日本は李と岡崎の二人。38歳のベテランGKが指示を出さない訳は無い。しかも、ストロングサイドに全員が集中していた。ウィークサイドはがら空きだった。
昨夜の各TV局のスポーツニュースを観ていて、その訳が分かりました。
少しVTRを巻き戻してみると、李には豪の3番が張り付いておりました。ボール(長友を)見ながら李の動きもチラ見していたのです。そして長友が相手のマークをはずした瞬間、李がニアに踏み出す振りをします。3番のDFはこの動きを察知すると、遅れをとってはならない、とニアポストに向ったのです。
ところが、李は大きなスペースがあるファーサイド、と言うよりゴールやや右正面に走ったのです。勿論、この動きは長友-李、長友-前田、長友-岡崎の間で何回も練習したプレーだと思います。
もう一つのポイントは、岡崎の動かない動きでしょう。ニアに走りこむには絶好の位置にいたのが岡崎です。当然マンマークが付いていました。もし岡崎がニアに(ダミーでも)で飛び込んでいたら、李をマークしていた3番はニアのケアではなく李にくっ付いたままだったでしょう。岡崎には別のDFが付いてましたから。
つまり、豪の3番の立場で考えると、岡崎が動かないので李が行くのではないか?サウジ戦、韓国戦で長友-前田によるゴールシーンは、いずれもニアに走りこんで決めていた。李に遅れをとってはいけない。俺が先手をとるんだ。
と、3番はニアに陣取ったのです。大きなスペースを作ってしまった豪のミスと言えばそれまでですが、15キロ以上を走ってなおキレのあるプレーを見せた長友と一歩のフェイントでマークを外した李の執念が生んだゴールだったのではないでしょうか?
李のシュートが目の前を通過してゴールの左に吸い込まれた瞬間、頭を抱えて悔しがっていた3番の後姿が泣いていましたネ。
サッカー・アジアカップ・ドーハ大会最終日、オーストラリアと決勝。90分では決着がつかず、迎えた延長戦後半の4分ころ。左のサイドライン際で縦パスを受けた長友が走る。相手DFをかわすとセンタリング。その瞬間我が目を疑ってしまう。途中出場のFW李がゴール前で全くのフリーになっているではないか。ダイレクトで振りぬいた左足。今大会一失点のGK(38歳)は一歩も動けなかった。
「長友を使おう」。そんな指揮官の意思が感じられる交代劇だった。後半にザックが勝負に出る。トップ下の藤本に代えてDFの岩政を投入する。「おやっ!守備固め?」と思ったのは素人考えだった。DFの長友を左のMF的に使う作戦だった。
昔風に言うと「ウィング長友」だ。サッカーはあまり詳しくない村長でも、ウィング杉山から釜本へのホットラインは鮮烈に記憶に残っている。そんな作戦はGK川島のゴールキックにも表れていた。何度と無く長友を狙ったロングキックはサイドを割っていたが、指揮官の意図は皆に伝わっていた。
大会のMVPに輝いた本田圭祐、再三のピンチを防いだGK川島、代表初ゴールが貴重な「美しすぎる決勝点」だった李忠成、最年長の遠藤、長谷部主将は中盤をまとめていた。松井、香川をはじめ怪我でチームを去った仲間への思い、そしてザッケローニ監督の適切な選手起用。絶対的センターバックが不在の中活躍した吉田、今野。スピードとチームワークで勝ち取った優勝であり、日本サッカーの進む道を確信した大会だった。