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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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第三極?第二勢力?野合?

 「近いうち」が今年の流行語に!?、などと取り沙汰されている中、「石原新党」の動きが活発化している。新聞では「第三極」との文字が並んでいるが、一部の政治評論家の予想では民主党を抜いて130議席にも上る第二勢力との見方も。
 また、与党の安住氏(役職忘れた)は、「政策によらない連合は野合というんですよ」と、鏡を見ながら口をきいて欲しいコメントも。党の綱領も無く、「反自民」で集まった人たちは何と呼べばいいのでしょう?
 今日の臨時国会開催日に参議院で首相の所信表明演説が拒否されたことを輿石氏は、「我が国憲政史上初のことだ」と批判したが、問責を受けた総理が所信表明演説をすることも戦後初だそうだ。
 とにかく民主党、野田内閣には早く退陣していただきたい。それこそが国民の幸せへの近道だ。石原氏は「中央集権官僚国家を壊す」、と言っていますが、09年夏にもそんなことを言って国民を騙した党がありました。今度は、「一度やらしてみよう」といった投票行動は慎重に・・・
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MVPは石井(義人)

 セ・リーグCSシリーズ、ファイナル(FS)は巨人が中日を2-4で下し3年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。「皆疲れているから胴上げは止めよう」という原監督からの提言を無視する形で始まった胴上げは、ペナントレースの時より2回多い10回を数えた。
 そしてセFSのMVPに選ばれたのは、意外にも第五戦でサヨナラタイムリー安打を放った石井義人選手だった。勿論、あの試合をモノにした意味は大きいしシリーズの流れも巨人に傾いたのは事実。文句は無いのだが、村長はマシソンかな?と思っていただけに、意外だと感じたわけです。二、六戦以外の4試合に登板し、5イニングで被安打は一本だけ、石井のさよならを誘ったのもマシソンの好リリーフがあったからだ。
 この第五戦には、もう一人MVP候補がいた。ベテラン古城だ。先制の二点タイムリーを二回に打って迎えた四回無死一二塁という絶好の追加点のチャンスで打席には8番古城。ここまで好投のエース内海投手だが、中三日での登板。ここは、古城に送らせて代打、と誰もが考えていた場面だ。ところが、古城のバントはキャッチャーへのフライ。スタート良く飛び出した二走村田が二塁に戻れず最悪の併殺。お役御免と思っていた内海は打席に。巨人の計算が狂い始めた瞬間だった。
 結局内海続投となった5回表、中日4番ブランコに交通事故とも思える同点本塁打を浴びてしまう。さらに5、6、7回と巨人の攻撃は三者凡退と完全に流れは中日に移ってしまった。結果論かも知れませんが、古城が送って内海に代打が出ていたら、追加点があったかどうかは別として全く違う展開になっていただろう。そして、古城選手がMVPになっていたであろう。と想像する村長でした。
 さあ!週末はいよいよ日本シリーズ。セFSは冠に「伊藤ハム」が乗っかってましたが、今度はさすがにソレは無いでしょうね。日本ハムが怒ってしまう()。

青森も物騒に

 先週の12日から三日間、青森を離れていた。帰ってきて驚いたのは、12日に市内のコンビニに強盗が入ったこと。中央町一丁目のサークルKだそうだが、一丁目には二軒同コンビニがある。もし、柳町通りのサークルKなら、なんとも大胆な犯人だ。県庁と市役所のほぼ中間地点に位置し、青森警察署からも見通せるからだ。店内の防犯カメラの映像を今日公開したが、まだ犯人特定には至っていない。
 そして昨日、弘前で86歳の祖母を殺害したとして35歳の孫が逮捕された。孫は犯行を認めるも動機については未だ不明だそうだ。なんとも痛ましい事件である。
 三沢では、沖縄での米兵婦女暴行強盗事件を受け出された、夜間外出禁止令の影響で米兵目当ての飲食店では閑古鳥が鳴いているという。
 なんとも物騒な世の中だ。

東京駅に県人の技

 1914年に建てられた東京駅丸の内駅舎が約100年の歳月を経て蘇った。都内在住の友人と共に、人込みを掻き分けながら駅の正面に着いた。カメラを向ける人。駅舎をバックに写真を撮る人。見回すと外人さんの姿が多いように感じた。ここにもIMF関係の人が流れているのだろうか?
 外観を一枚、中に入って天井を一枚ケータイで写す。
0008c93c.jpeg
 信州人としては、東京駅よりも「新宿駅」。津軽人としては断然「上野駅」で、村長個人としても「東京駅」への思いはさほどではない。しかし、東北新幹線の影響であろうか、最近では東京駅を基点に考えるようになった。まあ、時間が余ったので(IMF総会による交通渋滞を考えて、早めのバスを選んだ)おのぼり村長は、ケータイを取り出したのでした。
20121014092759.jpg
 その数時間後、青森に帰ってから「丸の内駅舎復元に十和田市の板金業者の技術が生かされた」ことを知る。1945年の空襲で壊れた円形ドーム屋根再生に、その技術が生かされた。作業を請け負った福村社長「東日本大震災の時は、足場とドームが接触しないか心配だった」と、故郷の被害状況よりも仕事を気遣ったことを述べた。
 失敗した。このことを先に知っていたら、友人に「青森県人の技によりドームは復元されたんだぞ、エヘン!」と自慢したのに。

受賞者は酒豪のチャリティランナー

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥京都大教授は、大の酒豪だという。また、体育会としても知られ3月に続いて11月にも大阪マラソンを走ることを明かした。今回の受賞決定の電話もマラソン練習直後にあったそうで、「25キロ走ってビールを飲もうとしたのに電話があった。」と、ユーモアたっぷりに話した。
 家族共同研究者への感謝、そして何より事業仕分けで最低ランクにされて研究費が削減されたのに国への感謝を忘れない。見ていて爽やかさが残る素晴らしい会見でした。「日本という国が受賞した」には、褒め殺し、の意も込められていたのでしょう。2016年以降の公的な部分の研究費の目処がたっていないという。
 山中さん、もう少し、もう少し待ってください。恐らく次期政権では研究費は増えるでしょう。今後は無理して完走せずに、ゆっくりと自分のペースで走れるでしょう。
 彼は言いました、「患者さんを救ってこそ成果だ」と。来週にも研究復帰を目指す山中氏。酒を飲みながら、ジョークで周囲を笑いの渦に巻き込みながら、来年には「成果」に向けての第一歩となる「iPSストック」の第一号を目指すそうです。難病医療の道に夢と希望を与える50歳のチャリティランナーは日本の誇りです。

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