「末は博士か大臣か」、なんて親戚のおじさんなんかに言われた人も多いと思う。村長のおじさんにも一人そのようなことを言う人がいた。会うたびに酒焼けした顔と大きな声でソレを言う。高校生になった時にも押しかけてきて、「そうか、○○高校に入ったか。政治家になれ!」。
耳たこと感じていた村長は、
「政治家はウソばかりだから嫌いだ!」と言った記憶があります。ちなみに、そのオジサン(正確には父の叔父さん)は数十年後に地方の町の
町長になったとさ。
政治家が国益のためにウソをつくのは洋の東西を問わないが、
歴史問題(戦争問題)となるとウソでは済まない。
「歴史リセット」とでも言うべき思想がある。ある戦争が終わると当事国で
プロパガンダ合戦が始まる。すると負けたとされる方は「次の戦争で勝って、自分の主張(プロパガンダ)を認めさせる」と思うからだ。
そういう
「報復の連鎖」を断ち切るのが、
条約である。村長は、この世から
戦争をなくすための絶対条件は
「条約を守る」ことだと思っている。条約が結ばれた時点で、
その戦争はノーサイドである。双方に不満は残ることもあるだろうがそれを持ち出したらキリがない。そういう意味で言わせて貰えば、村山談話、河野談話そして安倍談話、すべて無意味だ。
「報復の連鎖」を蒸し返すことになるからだ。
参議院で審議中の安保法案に関連して、
山本太郎議員が総理に
「アメリカの原爆投下や東京空襲は戦争犯罪では?」となんとも場違いな質問を投げかけたそうだ。まあパフォーマンス的には面白いが、反米思想がみえみえ中尾ミエ。まさかアメリカに謝罪と賠償を、なんて
約束違反をする気じゃないでしょうね。
ところで、戦後日本は韓国、中国と
仲直りをしました。決着を付けたわけです。が、
韓国(旧日本)は中国と仲直り(条約等)したのでしょうか?韓国(旧日本)はWW2の枢軸国側のはずですが、
パク大統領は9月3日に中国で行われる
対日戦勝記念式典に参加を決めました。訳わかんねえ!戦勝国は中華民国だし!まあ、当時の敵でも戦後70年、お互い
水に流して・・・なんて訳ねえな。朝鮮戦争でも敵味方だったし、今でも休戦中だと認識してます。
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